TOEIC S&W攻略法・おすすめスピーキング対策ツール〜意見陳述問題編〜
前回は、TOEIC S&Wテスト対策第2弾として、応答問題のポイントと対策法をお届けししました。
今回は、ラスト!
意見陳述問題のポイントと対策法をお届けしたいと思います。
執筆者は、前回と同じくTOEIC950・英検1級の筆者(MiMi)がお届けします。
今回は、レベル別の対策法もお伝えしちゃいますよ!
前回の記事をまだ読んでいない方はこちら
今回は、回答時間、難易度ともに、もっともハードな問題です。
しっかりポイントを押さえて、効果的な対策で高得点をゲットしちゃいましょう!
ちなみに、この意見陳述問題のポイントは、英検の面接試験対策にもなります。
英検の意見陳述問題が苦手な方も、ぜひ読んでみてくだいね。
英検2級~1級までの対策記事も公開していますので、よろしければこの記事を読み終わった後に見て下さい。最後にリンクを貼っておきます。
意見陳述問題の流れ
最後の意見陳述1問目(全体では問題11)は、提示されるテーマについて、あなたの意見を述べるものです。
もっとも難易度が高い問題です。
ではさっそく問題11の流れを見てみましょう。
問題は表示されるため、聞き取りができなくても支障はありません。
問題を確認したら、45秒間で意見をまとめましょう。
“Begin speaking now.”
これで、回答を始めます。
解答時間は、60秒。
もっとも長い時間であることからも、難易度の高さが伺い知れますね。
さあ、流れはわかりましたね。
それでは、実際に解いてみて頂きましょう!
いかがでしたか?
60秒って、話してみると意外と長いですよね。
話すことがなくなって無言の時間が…。
なんてことにならないように、時間をフルに使えるポイントをお伝えしていきますよ!
では、そのための回答のポイントをいくつか見ていきましょう。
意見陳述問題のポイント
ではさっそくポイントをお届けしていきたいと思います。
まずは、スピーチの基本のこちらから。
① 結論➡︎具体例・理由➡︎反対意見➡︎結論の順で
60秒という時間制限。
ポイントは、簡潔に主張をまとめること。
聞き手が理解しやすいように話しましょう。
そのために重要なのは、話す順序。
英語では、まずは結論を述べましょう。
テーマに賛成なのか、反対なのか。
まずは、あなたの立場をはっきりさせましょう。
出だしは、”I agree.” / “I disagree.” などでOK。
その後、その主張をサポートする具体例や理由を述べます。
具体例や理由を述べるときには、こんな表現で始めると、聞き手が理解しやすくなりますよ。
具体例や理由は、最低2つは話したいところ。
できれば、3つ話せると良いですね。
ここでも、順序立てて話すと伝わりやすくなります。
こんな表現がオススメです。
考えの理由や具体例を述べたら、反対意見にも触れておくと、より効果的。
「たしかに、こんな意見もありますね。でも私は〜だと思うの」
って感じですね。
そして最後に、念押しで結論をもう一度。
というような感じで、まとめると良いですよ。
このように、同じ内容であっても、話す順序ひとつで伝わり方は異なります。
結論➡︎具体例・理由➡︎反対意見➡︎結論。
この順序立てをマスターして、スッキリしたスピーチを作りましょう。
本心に固執しない
次は内容についてです。
意見を求められると、本心を語りたくなりますよね。
それをスラスラ英語にできるなら、それでもOKです!
が、自分の話したいことに固執しすぎると…
・うまく英語にできずに時間切れ
・英語がはちゃめちゃ
なんて事態になることがしばしば。
これでは、当然、高得点はもらえませんよね。
したがって、話す内容は事実でなくて良いんです!
要するに、嘘の内容でもOK!ということです。
大切なのは、話しやすいこと・間違いのない英語を優先する!
これに尽きます。
本心や事実にこだわりすぎず、話しやすいことを答えましょう。
ミスのリスクがより少ない英語を優先してくださいね。
同じ表現を多用しない
やってしまいがちなのが、これ。
覚えた表現ばかり使うあまり、同じ表現を多用してしまいがち。
話しやすい英語で話してください〜とお話したばかりですが^^;
話しやすい英語にも、バリエーションは持たせましょう!
例えば、日本人にありがちなのが、
“I think 〜. I think 〜.” …の嵐(^_^;)
断言できず、「思います」と言いたくなる日本人特有の現象ですよね。
ですが、同じことを話すときも、同じ表現はなるべく避けましょう!
そのためには、言い換え表現をいくつかストックしておくと良いですよ。
そんなときに使いやすいのが、こちら。
このような表現を取り入れれば、同じ表現の繰り返しは避けられます。
口を突いて出てくるように、練習しておきましょう!
構成ごとの表現をストックしておく
表現のストックは、どれだけあっても構いません。
60秒という制限の中で、スムーズに話せるように備えておきましょう!
最初のポイントでお伝えした構成ごとに、表現をまとめてみました。
① 結論(意見)
② 理由や具体例
③ 反対意見
④ 結論
知らない表現は、ぜひ押さえてくださいね。
使いやすい表現をどんどんマスターして、ストックを増やしていきましょう!
オススメの対策ツールと動画
それでは最後に、オススメのツールと動画をお教えしたいと思います。
まずはすぐに使える意見陳述にピッタリのツールを紹介したのちに、学習者のレベルごと動画をお教えしたいと思います!
①添削付き英会話練習アプリ「SpeakNow」
まず、オススメしたいのは、「SpeakNow」アプリ。
こちらのアプリでは、自分の英語を録音して送信すると、24時間以内に、北米ネイティブスピーカーの先生が、発音とイントネーション、アクセントなどのポイントを細かくフィードバックしてくれます。
中でも、意見陳述練習にオススメなのが、「Question」という練習モード。
トピックを選ぶと、英語の質問が流れます。
その質問に英語で答えて、送信するだけ。
そうすれば、ネイティブの先生が、発音から文法、内容まで、細かくチェックして、フィードバックしてくれますよ。
では、実際の使い方とフィードバックをお見せしましょう。
SpeakNowには何百パターンの質疑応答が用意されています。
例えば、次のような問題が搭載されていますよ。
咄嗟に答えられなくてもOK。
まずは質問を聞いて、自分の意見を英語で書き出してから録音をしてみましょう。
ちなみに、SpeakNowアプリの録音時間は、30秒。
意見陳述問題の制限時間は、60秒。
少し足りませんよね。
ですが、そんな場合でも、SpeakNowなら大丈夫!
とっても柔軟に対応してくれますよ!
たとえば、
・2回に分けて吹き込んで、連続で送信する
・「2回続きです」などとメッセージを入れて送信する
こんな感じで使ってみてください。
ネイティブの先生が、きちんと対応してくれます!
これなら、試験時間にあわせた使い方ができますね。
TOEICスピーキングテストに限らず、ぜひ使ってみてくださいね。
わ
また、今インストールすると無料でネイティブからのフィードバックが体験できるます!
試してみて損はないですよ。
② 初心者にオススメ動画
まずは、初心者にオススメのこちら。
Speaking180点のkohay先生が、メモから60秒発話まで、 リアルタイムで実演してくれています。
また130点の方もトライしてくれています。
見比べることができるので、ポイントがわかりやすいですよ。
中級レベル(140~160)を目指す方に、ぴったりの内容です。
③中級・上級者向けのトレーニング動画
続いては、150~160以上の中級者、上級者向け。
本番は、45秒の準備時間がありますよね。
ですが、この動画では、準備時間なしでチャレンジできます。
これに慣れておけば、本番がゆっくりと感じられますよ!
いつも制限時間に追われてしまう方、ぜひ試してみてくださいね。
以上、TOEIC スピーキングテストのポイントとおすすめツール&動画でした。
せっかく受験するからには、各ポイントをおさえて、高得点を勝ち取りましょう!
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