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誰もが日本国内にいながら英語が話せるようになる世界をつくる

こんにちは。クラウドラーニング研究会 代表の尾形と申します。

この度、タイトルにある通り、

「誰もが日本国内にいながら英語が話せるようになる世界をつくる」

ことを目的とした【クラウドラーニング研究会】を立ち上げました。


突然ですが、皆さんは

世の中に英語学習サービスがいくつあるか考えたことはありますか?

「そんなこと考えたことがない」と思った方や

「そんなのメチャクチャたくさんあるでしょ!」と思った方が多いのではないでしょうか。

そう、世の中には、メチャクチャたくさんの英語学習サービスが存在します。

そんなたくさんある英語学習サービスのうち、スマホで利用できるアプリに絞っても、以下の数だけあります。

英語アプリのカオスマップ2022年版
英語アプリ カオスマップ 2022年版


スマホアプリで、すでにこの量ですので、実店舗型の英会話やパソコンアプリ、CD、書籍などのサービスを含めていくと、星の数ほどあります。


ここでまた皆さんに質問です。

英語学習サービスはここ数十年で恐ろしいほどに進歩しました。

わざわざ海外にいかなくても、スマートフォンさえあれば、英語が話せるようになっていてもおかしくないほどに英語サービスと技術は進歩したのに、

なぜ未だに、「国内にいながら英語が話せるようになった」という人が少ないのでしょうか?


SNSの普及により、「国内にいながら英語が話せるようになった」という声はSNS上では見かけるようになってきましたが、皆さんの同級生に限定した場合はどうですか?

多くの方は、SNS上ではたしかに見かけるけど、リアルの知り合いでは「いない、少数派」という意見ではないでしょうか。

私の周りでも数えるほどしかおりません。

この記事では、

◆サービスと技術が恐ろしく進歩したのに、なぜ未だに国内で英語が話せるようにならないのか?

◆国内で英語が話せるようになるためには、一体何が足りていないのか?

◆解決するためにはクラウドラーニング研究所を立ち上げる必要があった。

という課題から私の導いた解決策の話をしていきます。

ぜひ皆さんも一緒に考えていただき、ご意見などをくださると幸いです。


そもそもクラウドラーニングとは?


「クラウドラーニング」という単語が何か分からなくて、頭がモヤモヤして内容が入ってこないよ!

という方がいるかもしれませんので、先に「クラウドラーニング」の意味を説明させてください。

クラウドラーニング(Cloud Learning)とは
「スマートフォンだけで完結する英会話勉強法」のことを指します。


スマートフォンに限定している理由としましては、私が誰もが平等な世界を目指しているからです。

2021年に政府が発表した「通信利用動向調査(2020年)」によれば、スマートフォンの保有率は20歳~49歳で100%以上の数値を示しており、13歳~19歳、50歳~59歳でも90%を超えていることが分かっています。

スマートフォンの普及率
スマートフォン普及率


この記事のタイトルにもある通り

「誰もが日本国内にいながら英語が話せるようになる世界をつくる」

この【誰もが】を達成するためには、前提として誰もが平等に持っている環境が必要です。

政府の発表から考えて、スマートフォンは誰もが持っている環境と考えることができるので

【スマートフォンだけで完結する英会話勉強法】を「クラウドラーニング」と名付けました。

では、次に「一体なぜ国内で英語が話せるようになる人が少ないのか」という課題について考えていきましょう。

そのためには、英語教育と英語学習サービスの歴史を振り返ると課題を捉えやすいので、

1分ほどで歴史を振り返っていきましょう。 懐かしい英語サービスの名前も出てきますよ。

1分で振り返る英語サービスの歴史

【背景】日本の英語教育と英語学習サービスの歴史


英語学習の歴史を遡ると

英語学習は常に機会不平等であり、限られた人間のみが英会話を習得できる贅沢品でした。

例えば、明治時代では、一部の上流階級のみが学べる贅沢品でしたし

戦後の義務教育で誰もが「読み・書き」を学べるようになりましたが「聞く・話す」の学習環境を手にすることができるのは一部の人間だけでした。

1970年~1980年代になると、アメリカ国内に多くの英語学校が設立され、日本国内で米国留学ブームが起こりますが、渡航できるのは、高額な費用を払える一部の人間に限られます。

1990年代になると、英語学習サービスも進歩し、海外へ行かなくても留学体験ができるような駅前留学NOVAやCDの普及により「スピードラーニング(現在販売終了)」という教材が登場します。

しかし、どちらも高額なサービスのため、誰もが気軽に利用できたわけではありません。

2000年代になると、大学入試でリスニング試験が導入されます。

これにより、学校でのリスニング学習環境も進み、「読み・書き・聞く」の3技能が平等に学べる環境が出揃います。

しかし4技能目のスピーキングが大学入試に本格導入されるのは2025年以降の予定で、義務教育だけでは、まだまだ不平等な状態が続きます。

2010年代には、スマホが普及し、英語アプリduoLingoNHK WORLD RADIO JAPANの登場に加え、オンライン英会話サービスレアジョブ英会話などが登場します。

その後、「本気で英語が話せるようになる」ということに特化して、台頭してきたのが1人1人の英語レベルに合わせて、勉強法をアドバイスし、進捗管理までしてくれる英語コーチングサービスプログリットRIZAP ENGLISHです。

しかし、数10万~100万程度の高額なコーチング料がかかるため、誰もが気軽に利用することは難しいものでした。

その後、さらなる技術の進歩により、自分の英語を録音して送信するだけで、北米ネイティブの先生が文法ミス、発音のコツ、自然な言い回しを毎回毎回添削してくれるアプリSpeakNowの登場により、月額2,000円程度で、誰もが気軽にネイティブスピーカーに自身の英語の穴を的確に指摘してもらえる時代になりました。

先人たちの努力によって贅沢品となるブロッカーが1つずつ取り除かれたおかげで、ついに、高額なお金がなくても、

「誰もが平等に国内にいながら英語が話せるようになるための環境が整った」

そんな時代になりました。

しかし、なぜでしょう。

海外に行かなくても、国内で英語が話せるようになるくらい英語学習サービスは進化したのに、それに比例して、英語が話せるようになる人は増えていません。

皆さんは、なぜだと思いますか?

「誰もが平等に国内にいながら英語が話せるようになる」

そんな民主化を実現するためには、実は、あと1つのブロッカーが残されていたのです。

【課題】なぜ国内にいながら英語が話せるようになる人が少ないのか


「誰もが平等に国内にいながら英語が話せるようになるための環境が整った」
にも関わらず、国内で英語が話せるようになる人が増えていない原因となる最後のブロッカーとは

自分の状況に合った、英語が話せるようになるための【勉強法の発明】です。

勉強法の発明とは最も高度なスキルで、一部の人しか自分に合った学習法を自身で発明できません。

例えば、受験を思い出していただけると分かりやすいです。

有名 英単語帳一覧 2022年版
有名 英単語帳一覧 2022年版
有名 英文法 参考書一覧 2022年版
有名 英文法 参考書一覧 2022年版

上段の写真は世の中に出回っている英語の単語帳で、下段は英文法の参考書です。

これら以外に英文解釈、長文読解など世の中には大量の英語学習参考書が存在します。

仮に上記の参考書やそれ以外の英文解釈、長文読解の参考書を大量に受験生の目の前に並べて

「この中から、好きな本を選んで、勉強しておけば受験は完璧だから」

と受験生に伝えたらどうなると思いますか?

実は、私は大学受験予備校で15年以上、受験生を見てきましたが、

「やった!これで受験完璧!」

と言って、「自分の現時点のレベルはこれくらいだから、この本から始めて...1ヶ月後にはこれをやって...このくらいのサイクルで復習して...」などと自分で勉強法を発明できる生徒はほぼ見たことがありません。

普通は

「え、こんなにあったら、どの本を使えばいいか分からないよ!」
「どの順番でどれから手を付ければいいの...」
「どの本をどれくらいの期間内でやればいいかな...」

などと不満や不安だらけで、英語が上達するどころか、英語嫌いになることでしょう。

つまり、どんなに便利なツールや環境が世の中に揃っていても、

①自分の現状のレベルに合ったものはどれか
②どの順番で学習すればよいか
③それぞれにどれくらいの時間をかけるべきか
④どれくらいのレベルに達したら次のステップへ進めば良いか
⑤欲を言えば自分の性格にあった勉強法は?

これらが分からないまま学習を始めると、10年経っても習得できないということが平気で起こりえます。

逆に①~⑤などが分かっている状態で学習を始めた人は、短時間で習得できるという訳です。

同じことが英会話でも起きていて

「1年で話せるようになりました」という人もいれば、「5年間英会話の練習をしているけど、まだ話せるようにならないです」という人も出てきます。

これらは、その人の言語習得に対する能力に差があるというよりは、「自分に合った英会話の勉強法」を選択できているか、いないかの違いにより生まれているものと私は考えています。

実際に、「英語の学習を効率的・効果的に行うための研究」を行っている

長谷川修治教授、安藤則夫教授の研究レポートである

中学高校での英語教育で英語が習得出来ない訳でも、

学校教育で、英語が不得意と答える学生が多い理由に、学校の授業は1対多数であり、

生徒1人1人のレベル・性格に合ったものを行っていないため、習得に差が生まれると書かれており、

「個人のレベル・性格までに適した学習法(勉強法)を提示することが重要である」

と述べています。

【解決】クラウドラーニング研究会を立ち上げた理由


そこで、私は、英会話習得における、個々に合った勉強法を民主化し、

「誰もが英語を話せるようになりたいと思ったその日から、自分に合った勉強法が見つけられる」

そんな場所をつくりたいと考えました。

しかし、私一人の力では、数多くのパターンの英会話勉強法を公開することは不可能です。

そこで私の想いに賛同していただける仲間を募り、一緒に活動していただくための箱として、クラウドラーニング研究会を立ち上げました。

賛同してくれる方々とチームとして動いていくことで、

「誰もが英語を話せるようになりたいと思ったその日から、自分に合った勉強法が見つけられる世界」の実現を加速させていこうと考えています。

もしこの話に興味が湧いた、一緒に活動したいという方は最後に記載しておりますクラウドラーニング研究会の参加フォームよりご連絡いただけますと幸いです。

【活動】クラウドラーニング研究所の活動

目指すものは

今から英語を始めようとした人が、

クラウドラーニング研究会のページを見れば、

自分と同じレベル・年齢・状況などの条件から、自分に合った勉強法を見つけられる。

しかも、無料で。

という状況を作ることです。

【活動例 1つ目】
1つ目は、様々なレベル・年齢・条件を想定した【勉強法の公開】です。

SNSやブログなどを見渡せば

「20代で英検2級レベルから1年間で英語が話せるようになった人」
「40代でTOEIC400点レベルから2年間で英語が話せるようになった人」
「30代で中学単語・文法からやり直して3年間で英語を話せるようになった人」
「一切英語が話せない状態から海外部署に放り込まれて1年で話せるようになった人」

など様々な年齢や英語レベル、状況から英語が話せるようになった人たちを見つけることができます。

日本中を探せば、現状の自分の英語レベルとほぼ同じくらいから英会話学習をスタートし、英語が話せるようになった人は少なくとも一人は存在するはずです。

しかし、大半の方はわざわざブログなどに体系立てて勉強法を記事として執筆はしていません。

もし、あなたが英語が喋れるようになりたいと思い、自分と同じレベルや状況から英語が話せるようになった人をSNS上で見かけたとして、その人が勉強法を公開していなかったら、どうやって勉強したのか知りたくて知りたくてたまらないはずです。

そこで、クラウドラーニング研究会では、

実際に英語が話せるようになった経験のある方に協力をしていただき、その勉強法を記事にしていき、クラウドラーニング研究会のページで公開します。

また、記事にするのが苦手な場合でも、こちらでインタビューをさせていただき、その内容を元に体系立てて勉強法を発明し、公開する予定です。

【活動例 2つ目】

学校や予備校、企業、英会話教室などで指導経験のある方々に協力してもらい、現時点でリリースされている様々な英語学習サービスを取り込み、様々なレベル・年齢・状況に合わせた【勉強法の発明】を行い、公開します。


【活動例 3つ目】
3つ目はすでにネット上で公開されている有用な【勉強法の収集】です。

現在、ネット上には様々な勉強法の記事が公開されています。

しかし、しっかり体系立てて説明されたものもあれば、ところどころ重要なポイントが抜けている状態の記事まで、幅広く存在しており、これから英語が話せるようになりたいと考えている人が自分に合った適切な勉強法を見つけるのは極めて困難です。

そこで、このようにすでに公開されている勉強法で、体系立てて説明されているものだけを1か所に集め、公開します。(レベルや状況別のおすすめの英会話学習法のリンク集のようなものです)

【募集】賛同・協力していただける方を募集します

クラウドラーニング研究会では、

留学や高額な英語サービスを利用するお金がなかったとしても

「誰もが日本国内にいながら英語が話せるようになる」

そんな世界を目指しています。

この記事を読んで、賛同・協力したいと思っていただけた方は以下のフォームよりご連絡いただけると幸いです。

こんな方を募集しております。

①実際に英語が話せるようになった経験のある方で勉強法・体験談の記事を書いてみたい方
②英語の先生(学校・塾・企業など問わず教えた経験のある方)
③英語系の情報発信をされている方(SNS・ブログ・YouTubeなど)
④実際に英語が話せるようになった人を取材して、その勉強法を記事にしてくれるライターの方
⑤この記事を読んで、今後、SNSなどの拡散に協力したいと思っていただけた方
⑥メディアなどの取材・問い合わせ
⑦その他(これなら協力できるなどのご提案)

◆クラウドラーニング研究会 参加フォーム
https://forms.gle/vEWtuWKJeBax7kTG7


もし皆さんの周りに、英語が話せるようになった方や、この話に興味を持ちそうな方がおりましたら、こちらの記事をTwitterやFacebookなどのSNSでシェアしていただけますと幸いです。

1人でも多くの英語学習者様のお役に立てますようこれから頑張って参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<問い合わせ窓口>
クラウドラーニング研究会
cl.workshop2022@gmail.com


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