はじめまして。

うまれつき性自認:女性で、



しかし出生時に男性器(おちんちん)が視認されたため、男性判定。



男性でいることが苦痛、というよりも、



生きている実感がまるでない半生を送った。



あるとき、

あることに気づいてトランスを決意。

というか、

それをしないでいる選択肢が無くなった。




トランス、

といっても女性ホルモン剤を取り寄せて服用してみただけなのだが、自分でも軽くビビるような速さで女性化が進行。あっという間に『知らない人からは女性認識される』状態になった。



努力なしでパス度:ほぼ100%



もしもわたしが自分から性別について語りだしたら、むしろFTM宣言みたいになってしまう状況です。


────『そっかー、君は男の子に生まれたかったんだね!』



実際、

性自認:女性とは言ってもメイクの仕方も知らないし、オトコを誘惑したいわけでもないから服装もそれなり。



目つきも素肌の質感もはっきりと女で、

なおかつノーメイクでノンバイナリーな服装のわたしが

唐突に『おれは男だ!』などと言い出したら

確実にFTM(女→男)に見えることでしょう。



でも実際にはMTF(男→女)なわけです。


自分でも謎な境遇になってしまった、、、。




身分証提出の関係から、職場の人たちには性別(男)がバレてるけど。かといって差別されてるとも言い難い。



職場はほぼ全員男性。



あけすけに『アッチ系??』とか聞いてくるやつもいるけど、MTFは女性として扱ってあげなくては!という正義感?に駆られて??優しくしてくれる男性もいる。それに全員が全員、わたしの性別を知っているわけではないので、一部では純女(生まれつきの女性)として扱われている。




人生の展望らしきものは、まるでない。


自分でもびっくりするくらいの速さで女性化が進行したので、ついていくのがせいいっぱい。


それと、なんの偶然か、ネット上では最初から『女性として』デビューしていたので。

むしろ(過去のこととはいえ)男性であることを打ち明けることのほうが、わたしとしては初めての経験ということに、なりますね。



女性として、

あちこちにあれこれ書いて、書きつづけて数年経っていますが、事実上これがわたしのRLEでした。自覚していた性自認どおりに、女性として扱われることには、まったく自然な感覚を覚えるし、あからさまな女性差別に直面したときにも『おれは男だ!』という方向に反論しようなどとは、まったく思いもしませんでした。



でね。

このnoteで書きたいことは。


①男性時代の自分について記憶が無くならないうちに書き残す


②女性ホルモンあまりにもよく効いた、わたしにとっては文字どおり『魔法のお薬』だったので、女性ホルモンについて。


③同じひとつの身体が男性から女性へと変化することで、物の見え方や身体感覚はどのように変わっていったか。


④トランスを決意する直前まで悩まされていた『ホルモンバランス大崩壊』に伴う持病について。(これも早く書かないと記憶が消える!)


⑤性同一性障害は本人にとってはかなり深刻なものです。性同一性『障害』という、自分で自分を障害者扱いするのは、わりと正しい認識に思える。しかし、それよりもはるかに重かった、もうひとつの『レアな疾患』について。書ける範囲で書いていきたい。この件に関してはわたしは口が重い。けれども生きているうちに書き残したい気持ちもある。


まぁこんなところです。

どうぞよろしく。



最初のうちは③を中心に、

気軽な話題を多く書く予定です。

それと、

ウラアカ、という名前のとおり、本垢は別にあります。noteでもそれ以外でも、SNSでは何の躊躇いもなく純女(生まれつきの女性)として、純然たる女性目線から、あちこちであれこれ書いてます💕


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