【紹介】BuJoをはじめたら注意力散漫が治った話【バレットジャーナル】
勉強や仕事に集中したい時に限って、やらなきゃいけないことやいいアイディアが浮かぶときって、ありますよね。
かつての僕もそうでした。
資格の勉強の映像講義を見始める直前に限って、いいアイディアとかやり残した課題とかを思い出して、授業を受けながら(あれやんなきゃな~)とか考えてるうちに大事なことを聞き逃したりしてました。
集中したいときほど注意力散漫になってしまうのが悩みでした。
この悩みをどうにかできないかとネットで調べていると、「雑念が出てくるときは、その雑念を書き出して、一旦脳から取り払うことが有効である」ことを知りました。
なにかに書いておけば、頑張ってずっと覚えておかなくても読み返せばいいので、安心して忘れることができるからですね。
でもそんなにすぐ書き出せる紙を用意しておくのも面倒だし、そもそも書いた紙を失くしそう…
そんなことを思っているときに書店で見つけたのが、「バレッドジャーナル」というノート術を解説した本でした。
バレットジャーナルとは?
バレッドジャーナル(Bullet Journal, 以下BuJo)とは、一言でいうと
ひたすら箇条書きするノート
です。
一冊のノートを手元に置いたりかばんに入れておいて、その日思いついたこと、考えたこと、やること(やったこと)、起こったことなどをひたすらノートに手書きで箇条書きしていく、というシンプルなものです。
基本的に日付ごとにブロックを分け管理するので、その日思ったこと、雑念やアイディアを文脈を気にせずひたすら思いつくままに書くことができます。
更にアイディアだけでなくやることや予定なども書き込むことで、あとから読み返したときにその日の行動、出来事、思考をまとめて眺めることができます。
スケジュール帳の代わりに持ち歩けばなくしにくいですし、スマホをやたらに開けない場(職場、会議など)でも使えるのがいいですね!
BuJoがベストな理由
雑念などをノートに手書きで書き込むことは、3つのメリットがあります。
1.一冊にまとめられる
アイディアは一箇所にまとめておくことで、アイディアがどこ行ったかわからない、ということがなくなります。アイディアをあとから引っ張り出したい場合は、「あの時おもいついたんだよな~」という日付のあたりを探せばよいですね。
あるいはアイディアをまとめるページを別で作って(BuJo用語でコレクションといいます)、そこに移動させておいてそこから引っ張り出すことができます。
デジタルメモにまとめておいて検索ボックスから引っ張り出せるようにするのも一つの手です。
またアイディア以外にも、やること(やったこと)や起きたことを記録しておくことで、一日の行動や思考をあとから振り返ることができます。
いずれにしろ、アイディアのもとをBuJoに集約しておけば、あとはどうにかなります。
2.手書きできる
このデジタル全盛の時代に、あえて手書きのノートを勧めるのには理由があります。
最大の理由は、アイディアなどをデジタルデバイスを使って書き込むと、そのままデジタルデバイスで遊んでしまうからです。
ちょっと何かしようとスマホを開いたら他のアプリも開いちゃって気づいたら2~3時間経ってた…なんてことは、みなさんも一度や二度ではないはずです。100%自分の意志でスマホ利用をコントロールできている人のほうが少ないのではないでしょうか。
なにかに集中するために雑念を書き込んでいるのに、スマホで遊んで集中をそがれてしまっては元も子もありません。その点手書きのノートであれば、ずっと気を取られているということはあまりないと思います。
またBuJoは書きっぱなしにするのではなく一日の終わりに読み返すプロセスがあるのですが、ノートを読み返すことに集中することでデジタルデトックスをすることができます。寝る前にあえてデジタルデバイスに触れない習慣をつくることで、睡眠の質を上げることができます。
またデジタルメモだと基本的に文字情報しか載せられませんが、手書きであれば余計な作業なく簡単に図表や絵を描くことができます(デジタルメモにも図形描画ツールがあるものもありますが、紙ノートほど直感的に描けない…僕が下手なだけですかね?)
3.低コスト
BuJoを始めるのに最低限必要なのは1冊の白紙のノートと1本のペンだけです。ただしノートは方眼のものをおすすめします。それでも200~300円程度の出費で済むと思います。
BuJoの紹介をしている他のサイトで3000円くらいするノートを勧めていることがありますが、最初からそんなに高いノートを使う必要はありません。
なお手書きのできるタブレット端末をお持ちの方は、それを使ってBuJoを初めて頂いても構いません。ただしデジタルデトックスの恩恵を受けられないことは気をつけて下さい(途中から手書きにしても良いですしね)。
BuJoのある生活に慣れて続けられるようになったら、ちょっと値が張るがよいものにしてみたり、カバーを買ってみるのもよいでしょう。自分の使いやすいもの、気に入ったものであれば問題ありません。なんにせよそんなに大きな出費になることはないはずです。
ちなみに「バレッドジャーナル」で画像検索するとすごくオシャレで気合の入った装飾のあるノートがいっぱい出てきますが、すべてのバレッドジャーナルがこのようにきらびやかになっている必要は全くありません。これはバレッドジャーナルのお楽しみ要素の一面であり、マストではありませんのでご安心下さい。
まとめ
雑念が浮かんだり思考がまとまらないときも、BuJoに全部書き出してスッキリすれば、集中して物事に取り組んだり考えたりすることができます。
またBuJoを生活に取り込むことで、自然とデジタルデトックスをすることができます。
余計な装飾や高価な道具は一旦置いておいて、安いノートとペンでBuJoを始めてみて下さい!
BuJoのことをもっと知りたい方は、以下の公式ガイドブックを読むことをおすすめします。
少々ボリュームはありますが、BuJoの始め方から具体的な運用方法、応用のヒントまで、BuJo生活に必要な情報のすべてが書いてあります。BuJoの本質をちゃんとつかむことができるよい本なので、BuJoのノートと一緒に買って読んでみて下さい!
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