適応障害による退職・療養中のゆるゆる日記①
今までは自身の適応障害とそれにおける仕事の休職〜退職後に至るまでのことを比較的真面目に書き綴ってきたので、今回は療養中の過ごし方日記的な、ゆる〜っとした内容にして、定期的にこれを続けていきたい。
これまでの投稿(適応障害になった体験談、というマガジンにまとめてあります)でも少し触れたが、傷病手当金の初回申請分が給付され、経済面での不安がひとつ解消されたことで、私はようやく「今は休んでも良いんだ」、と思えるようになった。
この自分自身への許し・労わりの気持ちにも日や時間によってムラはあるものの、手当金が入る前よりは格段に気が楽になった。だが安心したことでいざ社会復帰しよう!と求人情報を漁ろうとすると途端に息苦しくなるので、まだその段階ではないのだと自己判断している、今はそんな感じだ。
そして少しだけ心の余裕を取り戻したけどまだ社会復帰できない今の私は、「こうしなきゃいけない」という気持ちに囚われることなく、今まで忙しくて放置していたゲームを進めてみたり、本を読んでみたり、あるいは散歩をしたりなど…そんなことをして日々を過ごしている。
そしてそれらの趣味に手をつけている途中でも、疲れたな、もうやりたくないな、と思ったらその時はそこまでで止めている。「やり始めたら最後までやり抜かなきゃいけない!」という気持ちは、わざわざ趣味の範囲にまで持ち込むことではないな、と思っている。
今日は物凄く久しぶりにPSvitaの充電をしている。私は乙女ゲームが好きで、中でも「明治東亰恋伽」というタイトルの作品が大好きだ。乙女ゲームが好き、というよりはこの「明治東亰恋伽」(めいこい)が好き、と言う方が感覚的には近いかもしれない。
私自身は現実での恋愛に興味を持たず、異性、同性問わず「友情」や何らかの絆や大切な感情を相手に抱くことはあっても、それを「恋愛」に持っていくことが(でき)ない、「アセクシャル」というものに近い人間だ。
だがこの「めいこい」は、主人公たるヒロインと攻略対象の男性キャラクター達との交流を通して、恋愛でありながらも単なる「恋愛」を超えた深い絆でお互いと、お互いの身を置く環境を必要とし、支え合って生きていく選択をする様が(最後の攻略キャラルートは特にそう!)ありありと描かれているため、恋愛そのものにあまり共感できない私でも楽しめるし、画面の向こうの主人公の生き様を応援できるし、二人が結ばれた時の喜び、また二人が結ばれなかった場合の悲しさや虚しさを共有できるのだ!
今はそのゲームを久しぶりにやるためにPSvitaを充電している。他の乙女ゲームにもいくつか手は出したものの、地雷要素があったり、物語の内容が合わなかったりして、結局私は「めいこい」に戻ってくる。
充電が完了したら「めいこい」をやるも良し、またswitchを充電してマリオカートやらポケモンやらをやるも良し。そう思ってここ数日を過ごしている。気が向いたらやる。それで良いのだ、きっと。(ポケモンのダイパリメイクも欲しいなぁ〜)
そして今はPSvitaではなくPSPの充電コードが見つからなくて焦っている。本体は確かとっくの昔に生産終了しているし、大学卒業で一旦実家に戻るために引っ越しをしたこの家で充電コードを見つけられる気がしない…今でも買えるのだろうか…。PSPじゃないと「めいこい」続編ができないのだ。ああ、どうしよう…
でもこんな(と言っても私にとっては重大)ゲームの充電ひとつでワクワクしたり焦ったりできる今この時間こそ、前よりも心に余裕ができて良かったな、と感じている。