#お試しNOWROOM で浅草にお試し滞在!~「人生の時間の使い方」と向き合う1週間~
こんにちは。毎度おなじみパン好き人事ことたかおです。
今回は #お試しNOWROOM のサービスで1週間浅草に滞在したので、その感想などをまとめていきたいと思います。
# お試しNOWROOMとは?
お試しNOWROOMとは、以下のようなコンセプトのサービスだそう。
毎月住むところを変えられる、家賃も変えられる。
そんなサービス、NOW ROOM。
でも、今の家は手放せない。
いきなり住むのはハードルが高い。
そんな方に、お試しで1週間1万円から気軽に新しい暮らしを体験できる
のがお試しNOWROOMです。
都心でも、自然豊かなところでも、
いつもと違った場所で、 ちょっと楽しい暮らしをお試ししてみませんか?
東京23区内(新宿、浅草、渋谷など)だけではなく、軽井沢や大阪、沖縄などにも拠点があり、最安1週間1万円から宿泊ができるそうです。
(白馬の栂池にあるUNPLAN白馬、いいなぁ…でも、これは完全にリア充の方向けだなぁ…)
中の人のインタビューを見つけたのでこちらに貼っておきます。
「現状はやっぱり、仕事をする場所の融通がきくフリーランスの人が中心ですね。いわゆるアドレスホッパー的な人たちです」
「色んな人から刺激がもらえる一方で、ひとりの場所も確保できる。そういったバランスの良さは利用者さんからも好評ですね」
# なんでお試ししたの?
きっかけはこのツイートから。
リプで複数の方におすすめしてもらい、利用に至りました。
こちらのサービス、メリットとして、以下の3つが挙げられていました。
①格安で滞在できる!
東京23区内だけでなく、緑豊かな軽井沢でも、海が近い沖縄でも、綺麗なゲストハウスに破格の1週間1万円から滞在することができます。
②人との繋がりがある!
滞在先の利用者同士で交流したり、一緒に仕事をしたり、新たな出会いを楽しみながらクリエイティブな暮らしを楽しむことができます。
③リモートワークの環境が充実!
提携施設のホステルは、Wifi環境やパソコン作業ができる場所が揃っています。住職一体型のコリビングで、暮らしも仕事も楽しみましょう!
シェアハウスとホテル暮らしの間くらいの感じと記載があったため、シェアハウスを体験してみたかった私にぴったりだと思い、滞在を決めました。
# 泊まったお宿は?
今回泊まったお宿は「MUSTARD HOTEL ASAKUSA2」。現在はGotoトラベルの対象にもなっています。
「味のある街、浅草の隠し味へ」日本の歴史、文化が集まった街を最大限に引き出し、単に宿泊するだけではないASAKUSAならではの街を存分に楽しむための仕掛けをお楽しみください。
きれい!
これらに加えて、
・浅草駅まで徒歩5分(出勤日もあったのでありがたかった!ちょうど家も浅草線上にあるので行き来もしやすいかなというのもあった)
・コワーキングスペースあり(現在リモートワークが中心で、もともとワーケーションを行うつもりだったのでここは必須だった)
・大浴場付き(毎日お風呂に入るマンとしては必要だった…)
・ドミトリーは苦手(他人と一緒の空間というのは厳しい)
・自転車はレンタルできる(自転車乗れないけど…乗れるかなって思って…笑)
などの要件を満たせたことも、滞在を決めたポイントでした。
# サービス+ホテルの使用の感想
サービスの使用感で、良かったところ/むむむ…だったところを記載します。
<良かったところ>
■ホテル
・必要十分な装備(机/冷蔵庫/電気ポット/ドライヤー)!
・持ち物少なくてOK!(館内着(浴衣)/スリッパあり)!
・バスタオルはフロントで交換してもらえる!
・2階にはコインランドリーと作業スペースあり!
・大浴場があって時間に関わらず使える!
・近くにコンビニあり(色んなものの調達がラクラク。何か忘れてもOK)
・周囲に見どころがたくさん!オシャレカフェにも行けたし、浅草グルメを堪能できたし、パン屋巡りができた!
・個人的には家が近かったので、荷物の心配をしないで済んだ(そのときは家に一泊して洗濯・掃除などもできたので、ちょうどよかった)
■サービス
・予約サクサク!(私の場合TwitterDM→LINEで完了!フォームもあるよ)
<むむむ…だったところ>
■ホテル
・1回しか清掃が入らない(ホテルのベッドメイキングを期待してしまうと期待値高すぎかも。。。)
・歯ブラシはない(注意!)
・2階の作業スペースはちょっと暗い
・朝食がなかった(これは良い点でもあったのだが、楽しみが減ったという側面はある。渋谷が美味しかっただけに残念)
・銭湯も漁ればよかった(ちょっと、大浴場に甘えすぎた)
・これは期待が過剰なのかもしれないが、ホテルの滞在者の民度がそこまで高いわけではなく、大浴場などの使い方がお世辞にもきれいとは言えなかった(ドミもあって余計にいろんな人がいるんだろうなと想像しつつ、ちょっと自分の当たり前と照らすと「?」となるような使われ方をしていたりしていて、びっくりしました。。。)
■サービス
・ゲストハウスではなくホテルであり、一般の宿泊の方もいるため、どの人が #お試しNOWROOM の人か分からなかった
・良くも悪くも予約までの流れがてきとう。予約確認のメールなどもなく、TwitterDMとスーパーゲストからのLINE連絡のみだったため、チェックイン/アウトを示す資料がなく、宿泊日数でちょっと揉めた
気軽に滞在できる一方で、サービス自体のメリット(人同士の繋がり)の面では(もちろんパーソナリティによる部分も多分にあるだろうと思いつつ、)十分に享受出来なかったのはちょっぴり残念でした。
# こんなところに行きました
こんな感じで募集をしたところ、たくさんのおすすめをいただきました(詳細はこちらのTweetのリプを見ていただけると)
結果として、以下のお店に行きました!
さすがは観光地という感じの印象もありつつ、地元の民から愛されるお店もたくさんあり、下町らしさも感じることが出来ました!
# パン屋さん巡りも出来ました
時間の限り、行けるところまで、行ってきました!
特にペリカンは感動しすぎて思わずnoteを書いてしまいました。
# ワーケーションのメリデメ
さて、今回の目的は「新たな住まい候補地の探索」だけでなく「(Gotoに便乗した)ワーケーション」でもありました。仕事の生産性の観点では、以下のメリデメがありました。
<メリット>
・おうちに引きこもっているよりははるかに気分転換になる!
・楽しみなことがあるからタスクを爆速で終わらせようとする
・リモートOKな他の友人も呼んで打ち合わせしたり一緒に仕事できて楽しい
・面接のときは部屋でやればOK(外作業で難しいプライバシー確保は容易にクリアできたので、それは良かった!)
<デメリット>
・デュアルモニターがないので生産性が下がりがち
・手元ライトがないのでZoom映えしない笑
・背景を買えられないグーグルミーツなどの場合、洗濯機が後ろに映る笑
・コワークがうるさいとき、ロビーが埋まっているときには場所迷子になる
今回は1週間だったので、ちょうどリフレッシュになったものの、長期にこの働き方を続けるのは難しいなと思いました(家の装備をそれ専用に増強していたことも原因かもしれないが)。
# 自由と貧困について
(具体的な事象についてはここに書くことは省きますが、)今回自分の心に浮かんだのは「自由と貧困」というテーマでした。
元々、「家」や「肩書き」など、自分を縛り付けるあらゆるものに窮屈さを感じ、できるだけ身軽でいたいと考えていた私。
シェアハウスとかアドレスホッパーとか、ものや空間に縛られない暮らしに憧れた時期もあったのですが、ある種のリベラルさに支えられた根無し草的な生き方は、自分の想像していたものと少し異なるのかもしれない、と思い始めました。
もちろん、人生をより幸せにするために、あるいは自分らしく頑張り続けるために、自由さやリベラルさは大事だと感じています。ただ、その一方で、それを追求することが結果的に「紙一重で貧困になることを見えなくしているのではないか」という危うさにも(自分で勝手に考えたですが)思い至るようになりました。
リベラルさや、自分が普通に生きていたら交わらない社会と交わることで、自分の中にある「保守」というか、「レガシー的な要素」「階層的な目線」のようなものに気付くことが出来たのは、この滞在によるものが大きいように思います。
※補足すると、この気付きは本サービスによるものではなく、ホテル自体にいろいろな人が出入りしていたことによるものです
# 住まいに関する考え方と気付き ~住まいは固定であるべきか?~
今回の滞在は、上記にも挙げたような「住まいは固定であるべきか?」という問いへの答えを出す一助になったと思います。それはひいては「人生の時間を何に使うか?」「お金をどのように使うか?」という問いにつながっていくものだと思います。
住まいが固定のものとしてあることによるメリットは多く、設備の面だけではなく「定常タスクがあることでルーティンが整い、結果として心が整う」という要素があるのだ、と気付くことが出来ました。ただ、その一方で、「(我が家のように)要素の数が多いことが気を散らす要因になる」という住まいのデメリットにも(表裏一体ではあるものの)気付きました。
物事にはメリット・デメリットがあるのは当然なので、今後もワーケーションとおうちをうまく使い分けられるように出来たら良いなと思いました。
ライフスタイルを日常と非日常で行き来することによって、どちらの生産性も上がっていくように、そして人生をより豊かにしていきたいと思います。
# 今後の計画
今後も、「自分の居場所」について検討を進めていきたいと思います。
現在、お試しで住んでみたい候補としては
・東急東横線(元住吉近辺)
・東急池上線(御嶽山〜池上)
・中央線各駅停車(高円寺~荻窪)
・井の頭線(永福寺近辺)
があるため、現在の家の更新の時期をリミットとし(あと1年あるので余裕はある)、1週間程度のぷち滞在を繰り返していきたいと思っています。個人的には、
①わたしは東急から出れるのか
(東急以外の街の住み心地を検証することで明らかにする)
②(東急じゃないと駄目なら)東急ならどこが良いのか
(上記の街歩き、あるいはお試し滞在を通じて明らかにする)
という順番で、検証を行う必要があるなと思っています。
また、ワーケーション的な働き方の検討については(これは観光目的が半分くらい含まれている)、11月に宮古島で1週間滞在する予定なので、こちらで「生産性を下げずに新しい土地で働く方法論」を検討し、自分にあったものを見つけていきたいと思います。
# 新しい土地で住むということ
幸せなことに、私のいま住む品川区はとても住みやすく(これまで山北・大岡山・奥沢・西巣鴨と引っ越しを繰り返してきたなかで、一番居心地が良いと感じている)、これを超えるところがあるかというと正直半信半疑です。
ただ、「新しい土地で住むということは、新しい自分になることでもある」と感じてもいます。やみくもに新しくなる必要があるわけではないけど、それによって気付くことはたくさんあるなと思うし、住む街からいい影響を受けることは可能だと思っています。
住む場所は、(個別物件の良し悪しと同じくらい、あるいはそれ以上に)自分の人生に影響を及ぼす面が非常に大きいからこそ、慎重に、真面目に、楽しみながら検討したいと思っています。
# 読んでくださった皆様へのお願い
この文章を読んでくれた方、もし上記地域に住んでいる方や、おすすめしたい街がある方、是非教えて下さい!(勤務地である五反田まで行きにくいところでなければどこでも検討対象になると思っています)
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というわけで、次回もお目にかかれるのを楽しみにしています!毎日こんな感じの気づきなどをつぶやくアカウントはこちら↓。人事・マーケティング・キャリア・パン・恋愛・人間観察などについて書いてます!
次回こそ!Twitter道場卒業論文を書こうと思います…!(割とずっと書く書く詐欺)