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自分の苦しみと他人の苦しみを比べる必要はない


「私の感じている苦しみなんて、本当は大したことないことなんだ、世の中にはもっと大変な状況の中で生きている人もいるんだ」と思って、苦しんでいる自分を責めてしまうことがある。


繊細さや傷つきやすさゆえに生きづらさを感じてしまうけれど、自分が感じている苦しみなんてただネガティブな出来事ばかりにフォーカスしてしまっているだけだと思うし、普通の人が気にしないようなことを気にしすぎてしまっているだけだと思う。子供の頃の家庭環境だって恵まれていたし、食べるのに困らないだけのお金も仕事もある。本当に切羽詰まった状況にいる人からしたら、贅沢な悩みだなと思われてしまうかもしれない。

だから、そんな小さなことでいちいち悩んで苦しんでいる自分は馬鹿だ、もっとポジティブに物事を考えろよ、そんなこと考える暇があるなら何かもっと人の役に立つことをしろよ、みたいに自分を責めてしまう。


だけど、そうやって本当に自分が苦しいと思っていることを否定したり責めたりすることは、しなくていいんだと思いたい。


確かに不自由な暮らしを強いられているわけでもないけれど、今の私にとって生きづらさを感じてしまうことは苦しい。

物事のネガティブな面ばかりを見てしまう自分から変われないことも苦しいし、しょうもないことで悩み続ける自分を責めることをやめられないことも苦しい。
頭の中で、激しく自分を責める言葉が湧き出してくるのを止められないのも苦しい。

別に誰にひどいことを言われたわけでもないのに、ずっと自分で自分を責めて苦しめ続けてしまっていることが苦しい。


苦しいものは苦しいんだから、ちゃんとその感情を受け止めてあげようと思う。
つらかったね、しんどかったね、よく頑張ってるね、って自分で自分を労ってあげようと思う。

そうすることでやっと少しずつ苦しみが和らいでいくと思うから。

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