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宿命であり特権

私はかなりの偏食家だ。

自炊をするのだけれど、
自分が好きなものしか作らない。

子供の頃のように、
母親が作ってくれた
バランスの取れた料理ではなく、
自身が美味しいと思うものだけを、
一生食べ続けている。

こんな風に好きなものだけ
作って食べられるのも
いわば”大人になったから”
なのだろうか。

しかも、お酒と一緒に
食べることが多いから
なめろうやアヒージョ、
揚げ納豆に生ハムのユッケなどの
味の濃いものが多い。

今年の健康診断が不安ではあるが、
それは一旦置いておいて。

この偏りきった料理を作る事には、
”宿命と特権”がある。

まず宿命だが、それは
ありえないほど太ること。

基本お酒と嗜むことが多いので、
お腹がぽこっとすることは不可避だ。

あとは量が結構できてしまうので、
1人だと食べ切るのが結構試練なのだ。

苦しいな…と思いながら
消化することもしばしばある。

次は特権について。

それは特定の料理の腕が
爆上がりすること。

そして、人に提供した時に
喜んでもらいつつ、
自分の好きな味の料理を
楽しめることだ。

特に上記で挙げた
いくつかの料理に関しては、
冗談抜きでプロレベルだと思う。

他の料理もそれくらい上手に
なれたらいいけど、
偏りがあるからこそ
特化できるのだろう。

そんな自信しかない料理を
宅飲みで提供すると、
皆が口を揃えて
「めちゃめちゃ美味しい!」と
言ってくれる。

それでいて、自分自身も
大好きなものだから
なんだか得した気分になる。

これからも自分よがりの
大好きな料理を作って、
晩酌と楽しんでいきたいと思う。

健康的な食事については、
将来結婚した時に奥さんにでも
頼めばいいかな…。

料理上手で素敵な奥さんと
一緒になれますように。
それでは。

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