シェア
みなみ
2021年6月8日 02:13
高校生の時の夏休みの読書感想文が見つかったので、ここに記録しておこうと思う。『モモ』を読んで3年F組 31番 もしもこの本を読んでいなかったら、私は灰色の男たちのようになっていたかもしれない。怒ることも、喜ぶことも、悲しむこともなく、人も物も愛すことのできない灰色の人間に…。そう考えるとドキッとした。この物語は、不思議な女の子モモが、灰色の男たちから盗まれた時間を人間に取り戻し、友人や
2021年6月25日 03:11
矢部太郎さんの新作、『ぼくのお父さん』を読んだ。期待通りのほんわかさ、一風変わったお父さんとの大らかでヘンテコリンな暮らしに、自分の幼少期を重ねてみたり、あまりのシュールなオチに可笑しくて笑いながら読んだ。2回目を読んだ時、「このお父さんはこういう生き方を選んだのだな、自分が大切だと思うものにたっぷりと時間を使ってる。」と思った。それは、最も人間としてちゃんと”生きてる”という感じがした。