お金について読んだ本 私が投資を始めるまで
昨年から今年はじめにかけて読んだ、経済・お金についての本の感想です。
6冊読んだ順にまとめました。
経済については全くの無知で興味も薄かったのですが、私も投資をやってみようかなと思うようになり、一年ほどかけて少しずつ勉強して、試しに少額の積立投資を始めたところです。
今まで心理学ばかり勉強してきたので、他の分野での学びは新鮮で面白く、いいリフレッシュになっています。
amazonのURLを貼り付けてみたものの、うまく表示されるものとそうでないものとがあり…
よくわからないのでとりあえずそのまま公開してしまいます^^;
名画で学ぶ経済の世界史(田中靖浩)
世界史にも経済にも苦手意識があったのですが、とても読みやすかったです。経済の視点から世界史全体の流れを眺めることができ、今勉強してみたら世界史も経済も面白いのかも、と印象を変えるきっかけになった本でした。
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 経済編(山崎圭一)
人気シリーズの経済編。図書館で予約待ちしていたところ、借りられたのがちょうど「名画で学ぶ経済の世界史」を読み終えたタイミングでした。あぁやっぱり世界史って面白いじゃん、と思い直し。現代の資本主義社会ができるまでの流れを概観できたことで、今の経済の仕組みももう少し勉強したいなと思いました。
アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書(アンドリュー・O・スミス)
身近なお金にまつわる話が、高校生でもわかるように丁寧に説明されていて勉強になりました。投資についても触れられていて、複利効果とか、積立投資とかいう言葉の意味を初めて知り、もう少し知りたいなと興味がわきました。
教養としての投資入門(ミアン・サミ)
これまで読んできた本の一般的な内容よりは、個人の投資家としての見解が強く出ている印象でしたが、こんなふうにして投資している人がいるのかぁと具体的にイメージできました。もっと他の投資家の意見も聞いてみたいなと思いました。
「何をやらないかを明確にすることで、脳の決定疲れを回避する」「運は機会と準備が出会うときに訪れる」など、投資以外にも通じるような学びがありました。
ウォールストリート流 自分を最大限運用する方法(高橋ダン)
著者のことは元々youtubeで知ったのですが、投資家としてどのように歩んできたかが率直に書かれていて、親近感を持ちました。投資は精神的にかなり揺れ動かされるものなのだということも知り、そのプレッシャーに耐えうる人はこんな暮らしをしているのだなぁと、そのメンタルコントロールについても興味を持ちました。
ビジネスエリートになるための教養としての投資(奥野一成)
投資と投機の違いを農地の例で説明されていて、それがとてもわかりやすかったです。大事なのは業績(投資:その土地からどれだけの作物がとれるか)であって、株価(投機:その土地がいくらで売れるか)ではない、という説明に納得。
投資家の方が書かれている本はどれも、個人の見解が強い印象がありますが、どの本にも共通して書かれているポイントはあって(長期で投資すること、タイミングを分散させて淡々と、など)それは事実なのだろうと思いました。