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パンの失敗と必要なもの_240928_#448

▼子供の頃、新しく買ったオーブンのメニューを見て、母がロールパンを作ろうとしていました。

なぜかその時、手伝うことになって云われるままにやっていたのですが、

結果はうまく膨らまず失敗。


パン酵母がうまく働いていなかったんですよね。

確か家でパンを生地から作るのは一番最初だったので、ぬるま湯でなく水だったのか、分量がおかしかったのか、とにかく菌の状態が悪かったんだと思います。

通常であれば、焼く前にもある程度膨らんでいたと思いますが、
その時はまったく膨らまず。

仕方なしにそのまま焼きました。

結果は、へちゃがったまま、クッキーを少し柔らかくしたような生地の破片。 (とてもパンとは云えない。)

焼き目もなく見た目は悪く、でももったいないのでその暖かい生地を、泣きながら、何故か押し入れで食べた記憶があります。

とても悔しく、悲しい気持ちでいっぱいだったせいか、今でもその時の味や生地は思い出せます。

その後、発酵の要領がわかってからは、そこまで膨らまない生地にはならず、表面に黄身を塗った、美味しい牛乳ロールみたいなものを、
何回か焼いては食べた記憶があります。


▼一度悔しい想いをすると、次は絶対成功させたいと思います。

そしてその記憶は、数ある記憶の中でもいつまでも輝きを放ち、何故か自分のなかで残り続けます。

年齢を重ねると若い頃に比べ、安全方向で失敗しないように、小細工したり躊躇したり
することが多くなるような気がします。

慎重であることも必要なのかもしれませんが、最近あまりにリスクを取らないことが続くと、失敗も成功もなく中途半端なレベルで進みつづけるのが習慣になっている気がします。


▼本当に成功したいなら、挑戦しつづける勇気が要ります。
 (失敗から学び続けるということかも
  しれません)

今一番、私が必要とし大事にしたいことは、その勇気なのかもしれません。

みなさんは、挑戦されてますでしょうか。。。



〈今日の気づき〉
・上手くいったときよりも、失敗し悔しい想いを
 した時の方が、自分のなかで輝いていて、
 記憶に残り続けている。

 失敗すると、次は絶対に成功したいと思う。

 成功するには、勇気を出して挑戦し続ける
 姿勢が要るのではないだろうか。
 


 最後までお読みいただき、
 ありがとうございます。

 明日もみなさんにとって
 大切な1日となりますように!!


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