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認知バイアスとmbti

認知バイアスを考えた時、一般的に
90%が無意識10%が意識と言われている
人間の動作を考えた場合に、殆どが無意識に
やっている行動である
例えば、呼吸は意識的にする事も出来るが
ほぼ無意識にしているし
心臓も無意識に動いて居る、逆に心臓を
意識的に動かすなんて無理であるし

指だって動かそうと思えば細かい制御は無意識に行なって居る
血液の流れも、脳が制御しているが
これも意識的にやろうとしても
逆に不可能と、生命活動の殆どは
無意識にやっている事ばかりである

つまり基本的に、人間は殆ど無意識に生きていると言う事になる
しかし、意識10%においても
これは、ISTJの様な集中力があって
行動に思考が入るタイプであり

全てのタイプ共通では無い

ENFPの場合、無意識97%意識3%位になるし
INFPの場合は外界に意識が向いて居ない分
さらに意識レベルが下がり2%位だろう

ENFPの場合、行う行動は好きな事で
好きな事だから、得意であり、惰性で行える
従って、行動した事の記憶も曖昧である

例えば、ENFPとライン通話をしていても
急に寝息が聞こえる為、寝た?!と
確認すると

寝てた?と何故か聞き返される
これは、本人の中では夢で通話が続いているが
意識は既に無いが、意識が無くなってる事に
本人が気づいてない

それだけ無意識領域が高いと言う事になる
では、無意識領域とは何なのか?

人間はどのタイプも90%と言う膨大な
無意識領域を持っているが
この領域において、常に演算している

人の顔を見た時に、一瞬でイケメンか美女かを
判断したり
日本人か外人か判断したり
意識的に思考しなくても分かる

例えば、無自覚に好き・嫌いと言う感覚も
これは、得する事を好きと言う出力をするし
損する事を嫌いと言う出力をするが

この損得からの好き・嫌いは
反射的に発生している訳だが
実際には、無意識領域で演算した結果が
意識領域に出力される時に好き・嫌いと言う
結果として発生する

この無意識領域での演算結果を
認知バイアスと言う訳だが

人間は得する物が好きな理由は
バーゲンが最たる物で、普段10万のコートが
半額になってれば、得するから
バーゲンを好きと感じて買いに行く

逆に普段10万の物を15万で売っていたら
損と感じるから、不愉快・嫌いと出力する

人においても同じであり
例えば、好感を抱くパターンは
美人なのにブスだと思っている子や
アイドルだけど、ラーメン大好きな子等である

美人だけど、自分ではブスだと
思っている場合は、その子と付き合う場合に
対するリソースが少なくて済むと考える為に

バーゲン状態と言う認知バイアスが働く為
お得感が高まり、好きと言う好感触になり

ラーメン好きのアイドルも、高級なのに
庶民派と言う感覚になる為
これも、バーゲン感覚が働く為に
好きと感じる訳である

逆に不快と感じるのは、可愛く無い子がやる
がんばるぞ!とかの、ぶりっ子的なポーズは
殺意の波動に目覚めると言う事になる

これは、5万のコートを10万15万よ!と
言い張るツイフェミの様な行為である為
不快感と言う認知バイアスが働く

認知バイアスとは、膨大な無意識領域によって
計算された合理的な結果であり
それを好き・嫌いと言う感情出力なのである

心理機能fiは、基本的に好き、嫌いの判断から
個人の美的感覚に繋がり感情的な共感をしたり
個人のお気持ち表明する心理機能であるが
別に優しいとかでは無く、単に認知バイアスを
言い換えていると言う事が分かるだろう

逆に言えば、te、tiとは
認知バイアスの結果を言語化して
式に置き換えているに過ぎないと言う事で

fiは式になってないだけで
非常に打算的な機能だと言える

fiが打算的な機能と言う事に異論がある人も
居るかも知れないが
例えばエニアグラムで考えた場合に
fiに近いものはエニアタイプ4になる
これは、INFPにタイプ4の該当率の高さからも
分かる訳だが

エニアの図を見れば3.6.9の三角形と
それ以外の図形に分かれて居る

エニアの概念は2000年以上前であり
仲間としては、セフィロトや
アスティックカレンダーに近いもので
つまり、宗教色が非常に強い

では、宗教では必ず神が存在する為
神を示す数字が有るが、それはタイプ9であり
図の一番上に居る事からも分かるが
数秘的に見ても、9とは無限の8を超えた先に
ある悟りの数字である事から
超越した数値であり
全知全能の中立者である

つまり、中立者の9から攻撃的な達成者の3を
引いたら6の防御的な性質が観測できるし
その逆をすると攻撃的な3が生まれる
だから、3.6.9で神を表した三角形を
形成している訳であるが

それ以外の図形は俗世を表して居る
俗世とは打算的な世界である
その、俗世でもっともインフレした力ある
リーダーが8で有り、対極にいるのが4
複数形の群れをなす8が、単体になり
力が半減した結果の4と言える

つまり、fiとは俗世の打算的な性質であると
言う事が、エニアを通して見ても分かる


さて、知性と賢さと言う概念を考えた場合に
一般的に同一視されがちであるが

知性が高くなると、式を飛ばして答えを出せる
数学的知性が高い人なら
見た瞬間に答えを出せる

一般的にtiが数学的知性が高く、数学者に
INTPが多い
例えば、岡潔さん・高橋洋一さん等が
数学者のINTPに該当するだろう

fiやfeは感情的知性が高い為に、感情に対する
式を飛ばして答えを出せる

しかし、何故そうなるのか説明する事が
出来ないと言う場合がある

それをteやtiが高いタイプは言語化出来て
しまう為、説明出来る訳だが
数学的知性が高いENFPの場合は

出した答えの解き方を解説出来ないと言う
現象が発生する

これは、ENFPが無意識領域の演算領域が
多い為に、無意識で計算した結果だけ
意識領域に算出される為
答えだけが知覚出来ると言う状態になる

この様な場合、間違いなく数学的なIQは
高い為、知性はある訳だが
解説は出来ないと言う状態を賢いと言うのか?
と言う話を考えると
賢いかは別だよね、と言う感覚になるだろう
人間は、人にわかる様に伝えて、初めて
意味が生まれるのだから、自分だけが
分かって居てもあまり意味がない

知性が高い事は、天才的ではあっても
秀才ではなく、賢さとは
まさに、秀才的な能力の事であり

秀才的な賢さとは、意識領域による思考を
どれだけ言語化するか?と言う事だと言える

世の中には、アインシュタインの様に
天才かつ言語化が出来る秀才もいる為
知性=賢さと感じやすい訳だが
別の概念である事が分かる

ISTJの様に意識領域が多いタイプは賢く
ENFPの様に、無意識領域が多いタイプは
知性が高い事になるが

この中間地点のバランス型のNT型がいる為
知性=賢さの様に見えてしまう

心理機能で見ると
si  se  te ti は、意識領域機能

ne  ni  fi  feは、無意識領域機能と言える

例えばISTJは、si  teを心理機能に持つ為
どちらも意識領域の機能であり
siと言うルールの弁当箱にteと言う
オカズを詰めて、ルールの概念を式にして
言語化している為、意識領域が多くなる

ENFPは、ne  fiが心理機能の為
どちらも無意識領域の機能であり
neと言う発想力の弁当箱に、fiと言う
オカズを詰めて、発想力とお気持ちを
無意識領域で演算している為
ほぼ、無意識と言う事になる

INFPになると、更に内向性機能が強い為
更に意識領域が低下する
ENFPが3%程度だとすると、INFPは2%
位になり、朝食を食べながらよく寝て居る

ENTJの場合、te  niが心理機能の為
teが意識領域機能であり
niが無意識領域機能になる

niと言う、発想と統合の弁当箱に、teと言う
オカズを詰めて、言語化とモデル化を式に
する為、意識と無意識のバランスが良い

ENTJの場合、te  ni  seで
意識・無意識・意識となり、意識領域が
7%位であり

INTJの場合は、ni  te  fiで
無意識・意識・無意識となり、意識領域が
4%位となる

さて、ここで他の動物の脳の構造を考えて
見ると、犬、猫、ヘビと考えた場合に

ヘビの脳はアナコンダ程の7m級の
ヘビであっても脳は10g程で、大脳の発達は
ほぼ無い為、大脳辺縁系だけで活動する為
ほぼ無意識に動いてると言えます

猫の脳は30g程で、ヘビよりは大脳が発達
していますが、やはりメインは大脳辺縁系で
犬と比較すると、無意識領域が多い
その為、犬ほどの大脳演算力が高く無い為
組織的な動きでは無く、個人主義の動きに
なるのです

犬の脳は70g程で、猫よりも大脳が発達
しています
その為、前頭前野で処理できるデータ量
演算力が高い為、組織的な行動が出来るのです
大脳が発達している為、野生では無く
家畜化し、人に忠義を尽くす動物であり

猫は、大脳の発達が犬ほど高く無い為
半家畜化、半分野生と言う枠組みに居ます

つまら、意識領域と無意識領域の違いは
大脳と大脳辺縁系のどちらが発達しているか?
と言う事で区別する事が出来ます

そして、ENFPは心理機能neを持っていますが
neはホルモンでは、ドーパミンが深く
関わっていると考えられますが

ドーパミンは覚醒剤で、分泌量が多くなる
ホルモンだと分かる様に、覚醒作用が強く有る
ホルモンと言う事になりますし

覚醒剤を使用すると、眠くならない等の
一般的な意味で意識がはっきりすると言う
効果がある訳ですが

一見すると、ドーパミンが多いneを持つ
ENFPが無意識領域が多い事は
矛盾してる様に感じると思いますが

ENFPを筆頭にP型のタイプは、犬か猫なら
猫見たいなタイプです
これは、大脳辺縁系が発達し、ニューロンの
密度が大脳辺縁系に集中しているタイプだと
言う事が出来ます

従って、ドーパミンが分泌された時に使う
ネットワークは、ニューロンがある部分でしか
使う事が出来ない為
大脳辺縁系で、ドーパミンを多く使用する事に
なる訳です

そうなると、覚醒するのは当然、大脳辺縁系
でありヘビがほぼ無意識で生きている様に
ENFPも大脳辺縁系が覚醒する事で
無意識領域が多くなって居るのです

逆のタイプのISTJの場合は、犬の様に
大脳、前頭前野、前頭葉が発達しているし
心理機能siが強くneが劣等である事で
まず、ドーパミンの分泌は大脳側になる為
意識領域が多くなります

そして、siが高いタイプは質素倹約的で
貯金が大好きなタイプが多い様に
浪費を避けるのは、これは大脳辺縁系にある
GABAの回路が強固だからだと思われます

GABAが強固であるが故に、ドーパミンの分泌
する対象が狭い範囲になって居ると言えます

逆にGABAが弱いと、何にでも好奇心が湧く為
すぐドーパミンを得られる為
女の子がよく「そのスイーツ一口だけ頂戴」
的につまみ食いして、ドーパミンを得て
浪費家になると言う動きになります

同じsiが強いISFJも多趣味では無く
家庭菜園ガチ勢の様に、少ない趣味をコツコツ
やるのは、GABAが強く好奇心旺盛では無く

興味が湧いた狭い分野に、リソースを全力を
注いで、その数少ない趣味で大量のドーパミンを得ようとする為です

特に家庭菜園などは、収穫時期に大量の野菜と
言う報酬を得られる為
ne劣等の0か100のドーパミンを満たす行為と
相性が良いのです

そして、ENTJの様に大脳主軸でありつつも
niを第二に持つタイプは、大脳辺縁系も
ある程度、発達して居る為
基本的には、意識領域が高い側でありつつも
無意識領域にも意識が引っ張られる為

脳が活性化する事で、意識と無意識を
行ったり来たりする動きをするのです

ENTJは第三seである事からISTJの様に
GABAが強固と言う訳でも無いことから
そこそこ浪費家的な側面が強いタイプだと
言う事が出来るでしょう

この様に、脳科学、認知心理学、mbtiを
交えて考える事で、より人間の働きが
詳しく分かると言えるでしょう





以下は、上記の記事において解説が必要な用語のリストと、その簡易解説です。

**認知バイアス**
  - 人間の思考や判断が、無意識のうちに歪んでしまう心理的偏りのこと。経験や感情が影響する。

**大脳辺縁系**
  - 感情や記憶、動機づけに関与する脳の領域。無意識の行動や反応に深く関与する。

**GABA(ガンマアミノ酪酸)**
  - 神経伝達物質の一つで、主に脳内で抑制的な作用を持ち、神経活動を落ち着かせる役割を果たす。リラックス効果やストレス軽減に関わる。

**ドーパミン**
  - 脳内で分泌される神経伝達物質。報酬や快感に関連し、学習や動機づけにも深く関わっている。

**前頭前野**
  - 脳の前方部分にある領域で、計画、意思決定、感情制御、社会的行動などを担当する。意識的な行動を支える。

**エニアグラム**
  - 人間の性格を9つのタイプに分類する性格理論。各タイプは異なる動機や行動パターンを持ち、それらが円環状の図で示される。

**タイプ4(エニアグラム)**
  - エニアグラムの1つのタイプで、個性や感情の深さを重視するタイプ。自己表現や独自性に強いこだわりがある。

**タイプ9(エニアグラム)**
  - エニアグラムの1つのタイプで、調和と平和を重視する性格。中立的で他者との対立を避ける傾向が強い。

**意識領域**
  - 意識的にコントロールや認識できる範囲の脳活動。計画や意思決定、論理的な思考に関わる。

**無意識領域**
  - 意識せずに自動的に行われる脳の活動。感情や習慣、反射的な行動などがここで処理される。

**セフィロト**
  - ユダヤ教の神秘主義(カバラ)における生命の樹に関連する概念で、10個の神聖な属性(セフィラ)を示す。

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