診断士2次試験の勉強法
今回は、診断士2次試験の勉強で、これをやったら受かると感じたことについて書いてみようと思います。
①過去問を100事例以上解く
自分の中でそこそこ満足のいく答案が書けるようになったのが、これぐらい解いた時期でした。
「ふぞろい」の調査でも、100事例解いた人の合格率はかなり高いので1つの目安になると思います。
検索するとよく目にする「2次試験の勉強時間は300時間」という数字も100事例が目安なんだろうと思っています。
1事例で約2時間(解答80分、直し40分)×100事例=200時間
残り100時間で事例4の演習と基礎知識をやる。
これで300時間です。
問題は1次試験終了後の2ヶ月半で300時間勉強できるのか、ということです。
こんなに無理でしょ!という人は1次試験の前から勉強する必要があるわけです。
もちろんこんなに解かなくても受かる人は受かるんでしょうが、協会のHPで公開されている過去問が4事例×15年分=60事例なので、2周すると120事例。協会としても「このぐらいは最低勉強してこい」というメッセージだと受け取っていました。
②マイベスト解答を作る
正直なところ、これを始めたのが10月上旬でした。
模範解答や採点基準がないのに作っても無駄だと思っていましたが、点数が頭打ちになったので、渋々やり始めました。
「ふぞろい」も見ましたが、ベースは「まとめシート」にしました。
勉強し始めるとわかりますが、「まとめシート」の解答は本当に美しいです。
表現や解答の書き方など、自分で解いた時にも再現できるようにする作業です。
勉強の終盤になると、ある程度書けているがあと1つ要素が足りない、といった状況に直面するので、すごく効果的でした。
これをやったら、「ふぞろい」採点で80点以上が安定してとれるようになりました。
③基礎知識の暗記
「事例攻略マスター」や「YouTube」で一問一答を繰り返しました。
最低限の知識ということもそうですが、解答の要素を増やせるので、2次試験でも1次と同様にやる必要があると思います、
これがスラスラ答えられれば、100字トレーニングは不要だと思っています。
100字の感覚は過去問で身に付けられます。
知識がないうちに100字トレーニングをやっても書けなかったのが、直前期はスラスラ書けていました。
基礎知識はバカにできません。
以上、3点でした。
人によって刺さるものが違うと思うので、自分に合った勉強法を試してみてほしいです。
長文におつきあいいただきありがとうございました。
Twitter→@shikaku_kei