#03 目標達成できなかった人に読んで欲しいnote
こんにちは、オクノと申します。
昨日は立川・昭和記念公園で第101回箱根駅伝の予選会が行われました。そこには見事目標達成し、お正月の箱根駅伝への出場権を勝ち取ったチームもあれば、残念ながら戦いに敗れ、目標を叶えられなかったチームもあります。4年生であれば昨日をもって競技を引退する方もいるかもしれません。本日はそのような目標を達成できなかった方に向けて文章をつづりたいと思います。
今回お伝えしたいことは大きく2つです。
スポーツが人生ではなく人生の一部にスポーツがある
自身の変化を内省してほしい
1.スポーツが人生ではなく人生の一部にスポーツがある
選手の皆さんの多くは幼いころから部活動や競技に多くの時間を掛けてこられたことと思います。そのため、「自分の人生=スポーツ」と思われる方もいらっしゃることでしょう。しかし、そのような考えのもと競技に打ち込むと、プレッシャーも大きくなり、心の余裕が生まれづらくなりますし、目標への道が閉ざされたとき、大きな絶望を感じることもあるのではないでしょうか?スポーツ庁のHPにはスポーツの語源・本来の意味について、下記のとおり書かれています。
上記のように、本来スポーツとは人生を彩る一つの要素であると同時に、生活や学業とも密着したものとなります。皆さんは恐らく「心が躍る何か」があったからこそ、その競技を始めることになったのではないでしょうか?ぜひその時のワクワク感・楽しむ気持ちを持ちながら競技を続けていただきたいな、と思います。たとえ、目標に達成できなかったとしても「スポーツはあくまで気晴らし」と割り切ってまた次の目標へ歩みだしてほしいです(簡単ではないことは承知していますが…)。
2.自身の変化を内省してほしい
2番目に、目標を設定してから現在に至るまでのご自身の変化を振り返ってほしいです。目標達成できなかった後の内省ですと反省点の方が多く出てくるかもしれませんが、一生懸命競技に向き合って取り組んでいたのであれば、何かしらのポジティブな変化も生じているはずです。陸上競技が基本的に記録が伴うスポーツである以上、記録が伸びてないと「成長していない」とレッテルを貼ってしまうかもしれませんが、目には見えづらい何かしらのプラスの変化があるはずです。例えば、以下のようなことが挙げられるかと思います。
立ち上げから短期間でレースに出られるようなセルフマネジメントを身に着けられた
ラストスパートのスピードを磨くことができた
終盤でも垂れない体幹を身に着けることができた
目標を達成できないと「自分はダメだ・弱い」と極端に落ち込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ポジティブな内省は今後の自信にし、反省点は今後の伸びしろにする、といったようにマクロの視点で振り返ることで、ご自身が今後取り組むべき課題が明確になるのではないかと思います。振り返ることは時にはつらいこともあるかもしれませんが、勇気をもって振り返っていただくことで光が見えてくるのではないでしょうか。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回のnoteが少しでも競技を楽しもうとする気持ちになったり、新たな目標に向けて再出発しようとする気持ちになれば幸いです。今回競技を引退される4年生の方へは、今までの競技生活で得た学びを残りの学生生活や社会人生活に活かしていただくと同時に、時には「気晴らし」であるスポーツを心行くまで楽しんでほしいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
以下は告知です。
スポーツメンタルコーチングを受けていただける方を募集いたします。
対象:陸上競技を取り組んでいる学生の方(中学生以上を想定)
定員:3名
内容:3~4週間に1回のカウンセリング(1回あたり60分程度)
面談方法:原則オンライン
費用:無料
このような方に是非コーチングを受けていただきたいです
競技に対してわくわく取り組めていない方
本気で競技に取り組んでいるけど記録を伸ばすことができていない方
一人で抱え込んでしまい、ネガティブな思考に陥りがちな方
これからも協会主催の勉強会には積極的に参加し、知識をアップデートしながら1人でも多くの選手の方に還元していければと考えております。
もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、noteの「クリエイターへのお問い合わせ」かX(@iam09no)のDMまでご連絡をいただけますと幸いです。すぐにコーチングを始めるのではなく、まずはご挨拶も兼ねて、オンラインでお話させていただく時間を設けさせていただければと考えております。
皆さまからのご連絡をお待ちしております!!