『アーツ・アンド・クラフツとデザイン展』と朝食ビュッフェ
みなさん、こんにちは。
秋と言えば色々と上がる中で、代表的なこの2つ『芸術の秋』と『食欲の秋』を楽しんで来ました。
府中市美術館『アーツ・アンド・クラフツとデザイン展』
東京都府中市美術館は「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに、2000年10月に開館されました。
市内の小学校の鑑賞教室の実施など、こじんまりとはしていますが、地域密着型の素敵な美術館です。
今回の展覧会は、壁紙やテキスタイルのデザイン(いちご泥棒や柳の枝が有名)で日本でも人気のあるデザイナー・詩人のウィリアム・モリスが主導して始まった『アーツ・アンド・クラフツ運動』の企画でした。
産業革命後のイギリスで、大量生産の粗悪品が市場の大半を占める中、『生活に美しさを』という考えに基づき始まりました。
丁寧な手仕事や厳選された材料で製作が行われ、結果高価になり過ぎた商品は、庶民では手が出なかったりと、色々と問題はあったようですが、その後の各国の美術運動に影響されたとあります。(展覧会での付け焼き刃知識…)
建築家のフランク・ロイド・ライト(帝国ホテル中央玄関が1番馴染みがあるかしら)もこの協会の創立メンバーだそうです。
…色々難しい説明もありましたが、展示品は壁紙やテキスタイル・家具やガラス製の食器セット、ビンテージアクセサリーなど、知識がなくても、単純に美しさを堪能できる物が多かったです。
4、5年前にも同じ内容の企画展が催され、その時も見に行きました。前回は何枚もの見事なステンドグラスの展示がありましたが、今回はほとんどなく、それだけが残念。
全てを見終わる頃には、すっかり「生活に美しさを」の虜になって、その気に…フンフン鼻息荒く帰宅。
いえ、家に帰って現実を知りますが。
都立府中の森公園
美術館は、都立府中の森公園の中に位置します。
かなり大きな公園で、子供の遊び場の芝生広場やジョギングコース、テニスコート、野球、サッカー場などが整備され、武蔵野の「森」・「丘」・「川」が表現された「緑に包まれたファミリースポーツ公園」とされているそうです。
小春日和の公園をのんびり散歩。
良い時間です。
すっかり秋の風景ですね。
朝食ビュッフェ
そして、今回のもうひとつのお楽しみの『朝食ビュッフェ』はっきり言ってしまえば、美術館にそこまで興味がない旦那を付き合わせるための餌です。笑
我が家の食生活はペスカタリアンになります。(ベジタリアン+魚介類)なので、野菜類が多いビュッフェスタイルだと、色々楽しめるので嬉しいです。
今回は、府中駅近くの『Sizzler』
こちらは、モーニング時間はメイン料理はなく、サラダーバーのみの利用になります。
とにかく、サラダバーの種類が多い!
もちろん、野菜のみではなく、パン・パスタ・カレーやパンケーキ・デザートの類も豊富で、メイン料理がなくても十分に楽しめる内容です。
興奮気味のおこちゃまが、パンケーキを積み上げてチョコレートシロップやキャラメルシロップをびやーっと掛けていました。
気持ちは分かるよ、うん。
でも、見ているだけでちょっと胸焼け。
しかし、ビュッフェや食べ放題に行くと「元をとらなきゃ!」というお馴染みの衝動に駆られるのでしょうか?
で、やめておけば良いのに食べ過ぎる。
前回の反省はどこにいったのやら?
きっと次も同じ衝動に駆られるのでしょうね…
結果、お昼もオヤツも要らないという状態まで食べていました。
コストパフォーマンス的には、良かったのかもしれない。(けれどなんか恥ずかしい)
まあ、どれもこれも美味しく頂いたから、良かったのだ!
ごちそうさまでした。
楽しい秋の1日を堪能しました。