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本当にいいたいことは何だろう?
言葉だけにとらわれて話を聞いてると、表面的な部分しかわからない。
本当にいいたいことは何だろう?
言葉ではなく、心の奥に隠れている感情に耳を傾ける。
ただ聞いてほしいだけのときって、正論や正解やアドバイスがほしいわけではないってことはないだろうか?
きっと子どもも同じ。ただ聞いてほしいときは、心と耳を傾けるだけでいい。
それなのに正義やら正論やらアドバイスを経験から語り、常識や正解を押しつけるようなカタチになってるな〜。
子どもはそういうのがほしいんじゃないと思う。いや、アドバイスがほしいときもあるだろうけれど、基本は聞いてほしいのだ。心の奥の感じたことを。
友だちとトラブるときって、必ず感情が動くキッカケがある。
怒りの奥底って、悲しみが隠れていることが多い。自分の心を守るためにその悲しみを隠し、怒りに変えて相手を攻撃してしまう。
攻撃された相手も同じだ。攻撃され傷つき、悲しくて怒り攻撃し返す。
でも本当にいいたいのは、相手をののしる言葉でも攻撃して傷つける言葉でもない。
悲しかった。の、ひと言なんだと思う。でもそんなこととてもじゃないけど恥ずかしくていえない。
子どもも同じかもしれない。
いつの間にか恥ずかしい思いをするのはみじめだからと、だんだんそれを隠すのが上手になり、相手へのとっさの攻撃が自分の心を守るすべとなり、自分の本音さえもわからなくなる。
そして、自分を否定されたと感じ、自分の価値がないといわれたような気がして攻撃してしまうという、ある意味心の防御反応なのかもしれないな〜。
夫とケンカになるときもそう。本当にいいたいこととはちがう言葉が口をついて出ている。
あとあと考えると、本当はあんなことやこんなことがいいたかったわけじゃなかったのにな〜なんて。
本当にいいたかったこと、本音を自分で気づかないから、こじれた現実的ばかりを目の当たりにするんじゃなかろうか。
本当にいいたいことは何だろう?
悲しかったなら、悲しかったでいいじゃないか。なーんも恥ずかしいことなんてないよ。「悲しい」も大切な感情なんだから、まるごと抱きしめてあげよう。
Revenge Day64クリア