誰も教えてくれなかった人生で本当に大切な9つの教え「賢者の書」
たびたび読む本から、人生を変えるほどの威力を感じることがある。
あなたは " 人生が変わる " と思える一冊と出会ったことがあるだろうか?
1ページ1ページ読むごとに、驚きと学びがある。そして読後感がとても心地よく、誰かにこの本のすばらしさを教えたいと胸が熱く高鳴る。
今日という一日をいつもと同じ一日としてすごしていないだろうか。
昨日という一日をムダな一日だったと嘆いていないだろうか。
来るかわからない明日に不安を覚えていないだろうか。
人生とはなんぞや?成功とは?生きるとは?
まだ来ていない未来に「いま」という時間を使っていないだろうか。
変えようのない過去にとらわれ「いま」という時間を費やしていないだろうか。
漠然とした不安をかかえたまま生きているわたし。
「未来」や「過去」を生きることはできない。
「いま」しかないということを頭ではよくわかっていたのに、つい思考のクセで、「いま」にいない人生を生きていた。
賢者の書~人は何度だって生まれ変われる。~
14歳の少年サイードが、最高の賢者になるべく九人の賢者から教えを学ぶ旅の物語。
この本は積読本になっていた一冊。前に紹介したことのある手紙屋の著者、喜田川 泰さん。
はじめて手紙屋を読んだときにも、衝撃が走った。
※Kindle unlimited対象
本気で著者の頭の中をのぞいてみたい衝動にかられたのを思い出す。
本には人生を変えてしまうほどの力があると思う。
それほど喜田川さんの書く物語には、言葉では伝えきれないエネルギーを感じるのだ。
積読されているいくつかの本を見ていたら、ふとこの【賢者の書】が目に止まる。
何気なく手にし読みはじめるともう止まらない。
物語の主人公は、最高の賢者になるべく旅をする14歳の少年サイードのようにも感じるが、人生に疲れ果てている50代のアレックスの物語でもある。
読みすすめるとあなたも感じるかもしれない。
" わたしはアレックスだ " と。
第三の賢者の教えにこんな言葉がある。
わたしもあなたも、この大いなる力に選ばれて生まれてきたということ。
想像してみた。
よく、子どもは親を選べないだとか、本当は親を選んで生まれてきたのだという話を聞く。
わたしという存在は、目に見えない力によって自らこの親を選んだとしか思えないと感じた。
だって、生まれる可能性のあった何億の人間がその瞬間いたのにもかかわらず、わたしという人間が母のお腹にこのいのちを宿すことができたのだ。
この父と母の子になる必要があったから。そうでなければわたしは、いまの自分にはなっていないはずだし、そもそも生まれることさえなかっただろう。
ならわたしの五人の子どもたちもそうなのかもしれないと思うと、わたしのもとに生まれてきてくれた子どもたちが、愛しくて仕方ない。
わたしの子になる必要があった。
もしくは、そこから人生をスタートさせることで、いまの自分にとって必要なパズルのピースという " 経験 " を得られると思ったからなのかもしれない。
う~ん、ことばにするのって難しい。
ただ、この本から人生に必要な大切なことを学べる。確実に。
そして人生を変えるほどの教えがつまっているのだ。
第八の賢者はこう伝えている。
確かにそうなのだ。
わたしは自分にいつもこういい聞かせていた。
「わたしにはムリ」「どうせわたしなんて」「価値のない人間」「人間のクズ」など、誰かにいう言葉ではないにしても、心の中では何度も何度も自分にそういっていたのだ。
その言葉の影響は確かに強いもの。
だから何かに挑戦しようとしてもすぐに「わたしにはムリ」「どうせわたしなんて」とあきらめてしまう。
また「価値のない人間」「人間のクズ」と自分にいい聞かせてきたから、そのような行動をとってしまっていたことに気づく。
怖ろしいことに、自分の言葉の影響を受けてわたしは自分の言葉どおり、思考どおりの人生をつくっているのだ。
まさに思考が現実化しているとわかった瞬間でもあった。
でもこの本を読んだ。
いま、この瞬間から人生を変えることができる。
人間はいつからでも生まれ変わることができるのだ。
それは年齢なんて関係ない。
自分で決めた瞬間から変えられるのだ。
さて、九人の賢者に教えを受けた14歳の少年サイードは、賢者になれたのだろうか?人生に疲れ果てていた50代のアレックスはどうなったと思う?
あなたもきっと賢者の書から、人生に必要な大切なこと、大事にするべきことを学べるはず。
「人生はいまこの瞬間からいつでも変えられる」
そして人間は何度だって生まれ変われるんだ。
わたしだってそう思えた。
この一冊を読めばあなたもわたしと同じように胸が熱くなり、この本を誰かに教えたくなるにちがいない。いや、大切な誰かに贈りたくなるはずだ。
だってわたし、子どもたちにも読んでほしいと思った一冊だから。
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