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命のリレー
今日は慰霊の日。
79年前の沖縄戦で、約20万を超える人々が亡くなったとされている。
それは4人に1人ということだ。
そんな激しい戦争の中で生き延びた、わたしのオジーオバーのおかけで父と母は生まれ、2人が出会ったからこそわたしや、わたしのかわいい子どもたちが生まれたわけである。
「命のリレー」
小学3年生の末っ子がそういった。
本当に命のリレーだ。
そうやって命がつながっていってるのに、わたしは父のことを悪くいっていたなんて、と思ってしまった。
オジーとオバーにとっての宝ものである父の存在。わたしはその父をバカにして恨んでいたなんて、悲しすぎる。
父が生前どんな人であったとしても、たしかに愛はあったのだ。
ただわたしがあまりにも子どもすぎて、自分の思い通りの愛し方じゃないと拗ねていただけ。
そんなことを考えたら感謝の気持ちが溢れてきた。お父さん、ありがとねー。
そして戦争を生き延び、父を生んでくれたオジーとオバーにも、感謝が溢れてくる。
「命のリレー」
末っ子のその言葉が、わたしにとても大切なことを教えてくれた。ありがとう。