自分に残った物(2024.10)

アニメは漫画禁止の僕にとってあった唯一のサブカルエンタメだったんたけど、、結局残ったものはひとつだけだったみたい。

あんなに富野由悠季信者だったのにね。

ガンダムよりダグラム•ボトムズがリアリティの行き着く先だと思ってたのに、ベビーメタルはあっさり全てを過去にしてみせた。

「エルガイム」だけがTVアニメで残った。

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漫画は池上遼一先生の絵が至高。
ストーリーは原作者さんの問題だから問わない。

「トリリオンゲーム」で晩年に花を咲かせている姿を嬉しく思えている。

漫画、、、とは一言では言えない「ファイブスター物語」だけは連載開始から今も変わらず好き。
ここにも「エルガイム」が生きている。

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ゲームはほぼ興味がなくなってしまった。
早い話がジャンルの違いだ。
自分が送り手側に立った時に、その構成や求める部分の違いに驚愕してしまった。

そりゃあ、いいライターを呼んだからといって
ゲームとしては売れなかったなんて話になるよね。

3D格闘ゲームならやっぱり複雑な気持ちはあっても、「バーチャファイター2」のウェイトが大きいし、それ以上に「ラストブロンクス」が最高だった。

3D格闘なんてのは「ラストブロンクス」で自分の中では終わってたんだなと思う。

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2D格闘はいまだにSNK作品。

「サムライスピリッツ」のバトルにはリアリティがあった。
あまり僕は話してこなかったんだけど、ちゃんとやっていたタイトル。

「餓狼伝説」が1番!って言いながらも、「3D格闘の時代だよ、これからは!」なんて戯言を、広い角度で阻止したのは間違いなく「KOF」シリーズなんだよね。

昭和の劇画でしかなかった格闘ゲームは「KOF」でライトノベルテイストになり間口を広げ、いい意味で軽さを持ったキャラクターは逆にフィクションの楽しさになった。

3Dリアル路線にも殴り掛かっただけでなく、格闘ゲームの立体感は各SNK作品で模索していたなあ。

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過ぎていった物は沢山ある。
ただそれには過ぎていく理由が僕なりにあるんだろうなぁと思う。

いつか「ファイブスター物語」のコラム?を書きたいんだけど、まだ上手い書き口が見つからない。

3D表現はリアル寄りになればなるほど格闘には向かない。真三国無双みたいなアクションとカメラワークが活きると思っている。

タイマンで話なんてつかないよ。
タイマンにしたって、長々見せ場はないよ。
そんなセンスも、ファッション性や人間ってヤツの揺れる感覚も「ファイブスター物語」の中に全部ある。

結局この作品が過去の流れを纏めてくれてるんだよね。

「ハートカクテル」のバブリーな恋愛模様だって、この物語にはあるんだから。

そんな物語の事を簡単に書けないのは、当たり前なんだろうなあ。

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映画を見たい。
最近、映画から離れていたからね。
僕は映画が好きな子供だったんだよね。

読み返したいと思える小説に出会いたい。
そんな本が僕には無くなったんだよね。

まだまだ強くなる為に、取捨選択が早い人なんだけど
呆れながらお付き合いいただけたら、幸いです。


マブ

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