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こうして「陰謀論」が生まれる

「情報の不足が陰謀論を生む」

という格好の例をご紹介します。

まず、こちらをご覧ください。

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次に、こちら。

我が国で「エジプト考古学」「ピラミッド」といえば、ひと昔前は吉村作治先生の独壇場でしたが、世代交代が進み、今や河江肖剰先生がトップランナーになりましたね。

さて、番組の内容はともかく、ここで指摘したいのは、
テレ東のガセネタ(と言って悪ければ、バラエティーなので「演出」)に対し、河江先生が怒りの反論をアップ

「できている」

ことです。


珍コロ騒動が始まった当初、河江先生同様、世界中の多くの医師や専門家が

・コロナは恐れるような感染症ではない

・マスクも消毒も効果なし

・ワクチンなど不要

といった「正しい情報」を発信していました(私もたくさん見ました)。

ところが、あるときを境に、そうした大量の動画がごっそりYouTubeから姿を消してしまったのです!

SNSで「各国政府による強力な情報管制」が敷かれていたことは、米議会の公聴会でマーク・ザッカーバーグが認めています。

では、仮にテレ東や関暁夫に強大な権力があり、YouTubeに働きかけて河江先生の極めて筋の通った反論を封殺していたら、どんな事態になるでしょう?

日本人の多くは、幼少のころから「テレビでやっていることが正しい」と信じ込まされています。
なので、「ピラミッド海底建設説」が「定説」となり、それを否定する河江先生は「異端」「陰謀論者」扱いされるのではないでしょうか。

もしイーロン・マスクがTwitterを買収していなかったら、どんな悲惨な世の中になっていたか、考えるだに恐ろしいことです。
河江先生はこうして反論することができますが、世界中のウィルス・免疫の専門家は、その機会を完全に奪われてしまったのです。

「反論するならYouTubeなんかでなく、きちんとした論文を書けばいい」というナイーブな世間知らずがいるようですが、

一線の研究者には、そんな初歩的なことをわざわざ論文に書く暇などないし、書いたところで、「何を今さら分かりきったことを」と、鼻で笑われて突き返されるのがオチです。

ちなみに、コロナ問題に関しては、「コロナは脅威ではない」とする論文は、科学誌の側でことごとくはねつけてきました。ここにも「政府の圧力」が見え隠れ(というか完全に目に見えて)います。


このように一方の情報が統制されてしまうと、「誤った説」だけが「定説」として世間に広がり、反対する意見はすべて「陰謀論」となってしまうおそれがあります。

その結果、人類全体が「誤った道」を進むことになり、取り返しがつかない(ワクチンで数十万人~数百万人が死亡するような)事態が生じてしまうのです。

また、情報の不足は、本当の意味での「陰謀論」も生みます。

人は「わからない」という居心地の悪い状態を本能的に嫌い、安心感を得るために、勝手な「想像(ファンタジー)」で空白を埋めてしまいます。
このとき、科学的素養を欠いた人は、手っ取り早くオカルトに走ってしまいがちです。
メンタルマジックのタネがわからないからと、「本当の超能力者に違いない」と思い込むようなものです。

この陥穽を避ける方法は、「わからない」問題にぶつかったとき、関連する書物を読んで、しっかり基礎から学ぶ以外にありません。
そして、それでも理解できないときは、「わからない」という不安な状態を甘んじて受け入れる強い精神力を持つことです。

絶対に、超能力や宇宙人といった安易な「逃げ道」を選択しないことです。



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