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初坂道トレーニングは泣くほどきつかった

秋冬のマラソン大会参加に向けて、いよいよ今日から坂道トレーニングを開始した。
きれいな夏空を見上げながら、意気揚々と坂へ向かう。

◆◆◆

まずは坂道の上方に到着。
とりあえず歩いて下りてみる。
小出義雄監督の著書(「マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ」 角川新書)で教わった「坂道インターバル走」のとおりに、約100mの距離を全力ダッシュできる位置まで下りてみて、スタート地点の目星をつけた。

◆◆◆

インターバル走を坂道で行えば、短時間で効果的に「負荷」をかけられる。「上り」=「全力走」、「下り」=「ジョギング」とし、戻ってきたら休むことなくまたすぐ「上る」のがポイント。5~10セット行う。

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もちろんすべて小出監督のおっしゃるとおりにいたします。
休むことなくまたすぐ上るのがポイントですね。承知しました。
5セットといわず、10セット頑張っちゃいますよ~。

と、張り切っていたのだけれど・・・。

まずは1セット目、スタート。
全力で走る。
途中まではそれほど傾斜がなくて、「けっこう余裕でいけるんじゃん?もっとガチ坂でも良かったかも」なんてナメたことを考えていたら、残り30mほどから血の気が引いた。
これは・・・きつい。きつすぎる~~!

◆◆◆

やっとの思いで駆け上がる。下りはジョギングで、坂の下まで戻ってきたら休むことなくまたすぐダッシュで上らなければならない。
だが、脚に力が入らず、下りのジョギングができない。とりあえず歩いて下りた。
しょっぱなからガチ坂に叩きのめされた。

◆◆◆

10セットやると決めたので、あと9セット。
2セット目、3セット目・・・。いずれも走って駆け上がるのが精一杯で、とてもではないがノンストップで続けるのは無理なので、1セット終わったら少し休んで、また1セット、と、黙々と続けた。

5セット目を始めるところで、悪魔のささやきが聞こえてきた。
「初めてなんだし、今日のところは5セットでよくない?」
いやいや。2か月後にはハーフマラソン、3か月後には30km、3か月半後にはフルを走るのだぞ。
今頑張らなくていつ頑張るんだ。

◆◆◆

暑い中、もうろうとしながら続ける。
最後の10セット目はやけっぱちになって、足元の写真をパシャパシャ取り続けてみた。

もう少しだ、頑張れ~!


ちょっとアートっぽい(?)
もう何が何やら・・・。

◆◆◆

ヒーヒー言いながら、ようやく10セット完了。息も絶え絶え、泣きそうになりながら、近くの石段に座り込んだ。

帰りは最近始めたノンストップゆるゆるランニングにしようと思っていたけれど、ノンストップどころかゆるランもきつかったので、歩いて帰った。

◆◆◆

明日は筋肉痛かもしれない。
アラフィフなので明後日かな(笑)

坂道トレーニングのきつさに打ちのめされたけれど、これを続ければ確実に心肺機能が高まって、マラソンを走りやすくなるだろう。
とにかくコツコツやっていこう。

猛暑が続く中、ネバネバと粘っこく頑張ります。

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