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「自分を好きになれない君へ」ひとり飲み会4️⃣  自由が丘「チューリップ食堂」

こんにちは😀ほわスタです。

高校受験専門相談カウンセリングルーム開業準備中です。

現在は教育関係の仕事をしています。


今回アウトプットする本📕は

「自分を好きになれない君へ」

小学館YouthBooks /野口嘉則

自己受容をテーマにした本です。

紹介するお店は

東京 自由が丘 「チューリップ食堂」さんです。

ランチ(松花堂弁当)営業もしています。
自由が丘南口から徒歩4分
コの字酒場です。まるでドラマ「深夜食堂」です。
夜の部はワンドリンク制、お通しはおばんざいから1品選択
お通し込みのおばんざい3品盛り合わせ
季節のキッシュは外せません!

私の毎週金曜日、自由が丘はしご酒は「チューリップ食堂」さんから始まります!

開店時間に合わせて入店します。

「チューリップ食堂」さんでのコミュニケーションの楽しみ方。

☝️お客さんが少ない時

ドリンク・接客担当のスタッフさんと一対一のコミュニケーションを持つことができます。
スッタフさんはとても聞き上手で「コミュニケーション能力」の高い人です。
自然に、自分のことを話してしまう聞き上手な人です。
日本酒、焼酎について勉強熱心であり、オススメのお酒を紹介してくれます。
来店時は、是非、お酒について少しコミュニケーションをスタッフさんととってから注文すると良いと思います。
自家製の梅酒も美味しいです。ただアルコール度数が高いので注意!

梅酒に使われているお酒「TUMUGI」アルコール40度

✌️お客さんが多い時

スタッフさんの仕事の邪魔にならないように、私は読書をしながらお酒を飲みます。
自分の追加注文は、他のお客さんからのオーダーが優先できるようにタイミングを図ります。「私のお酒は、手が空いた時でいいから」と。
スタッフさんは、手が空いた時には話しかけてくれます。
このような制限されたコミュニケーションも楽しいものです。
少しだけ自分がお店の役に立っていると感じます。(自己満足ですが・・・)
スタッフさんの接客の様子をボーと見るのもいいです。この間、気がついたのですが、スタッフさんのグラス🥂洗いがプロっぽくて手の動きが美しい。

「ひとり飲み会3️⃣」でも書きましたが、「ひとり飲み会」において重要視していることはアドラー心理学でいう「共同体感覚」です。

「共同体感覚」とは、他者を仲間だと見なし、そこに「居場所がある」と感じられることです。

「共同体感覚」は与えられるものではありません。仲間と一緒に築き上げていくものです。

私は、仲間と一緒に関係を築き上げるためには、まず「自分」との対話が大切だと思います。

自分との対話のしかたについて中学生や高校生にも大人にもわかりやすく書かれた

「自分を好きになれない君へ」という本を紹介します。
「ひとり飲み会」にも大きな影響を与えてくれた一冊です。

最も重要な関係は誰との関係?
あなたの人生に最も大きな影響をもたらすのは、誰との関係でしょうか?
この本の『自分を好きになれない君へ』というタイトルから連想すると、答えがわかるかもしれませんね。
そうなんです。最も重要な関係とは「自分との関係」なんです。
なぜ、自分との関係が最も重要なのかというと、主な理由は2つあります。
1つは、最も長い時間を一緒に過ごす相手が自分自身だからです。〜中略〜
2つめは、自分との関係が他のすべての人間関係のひな型になるからです。
〜中略〜
では、自分自身との関係が良好であるかどうかは、どのようにして知ることができるのでしょうか?
簡単に知る方法は、次の質問に直感的に答えてみることです。
「自分はどんな時の自分をも受け入れることができるか?」
あなたはどうですか?失敗した時の自分、頑張れない時の自分、落ち込んでいる時の自分を受け入れることはできますか?
もしもあなたが、この質問にイエスと答えることができるのなら、あなたとあなたとの関係は良好だといえるでしょう。

「自分を好きになれない君へ」

小学館YouthBooks /野口嘉則 P14〜17

「ひとり飲み会」は、基本的にはひとりです。「孤独な飲み会」です。
ただ「孤独」だからこそ「自分を俯瞰」することができます。もうひとりの自分との関係を考える貴重な時間です。

自己受容と自己肯定感の違い
自己受容と混同されがちな言葉に、自己肯定というものがあります。
自分を好きになれないとき、自分を好きになりたいと願うとき、自分の良いところを見つけて肯定しようとする人は多いと思います。
「自分には、こんな良いところがあるから素晴らしい」
「自分は頑張っている、努力できる自分は素晴らしい」
「長所も才能もある自分は、価値のある人間だ」
これは一見、前向きな考え方のように見えます。しかし実際には、なかなかつらい作業です。
もちろん本心からそう思えるのなら、何の問題もありません。けれども、頑張って自分のいいところを見つけて楽になれるのなら、そもそも最初から苦しんでなどいないはずです。
努力して良いところ探しをして、なんとか自分を肯定しようとするけれど、いつまで経っても自分を好きになれない。私にもそんな経験があります。
それは、本心では自分のことが好きではないからです。そんな状態で自己肯定しようとすると大きな壁にぶつかってしまいます。〜中略〜
自己肯定感は、自己肯定ではなく自己受容によって育まれます。
自分の良いところを一生懸命に見つけて「だから自分は素晴らしい」と肯定しようとするのが自己肯定です。
それに対して、自己受容は、自分に良い悪いの判断をくださず、どんな時の自分も「これが自分なんだ」と受け入れることです。そしてこの自己受容によって自己肯定感が育つのです。
調子が良いときの自分だけではなく、落ちこんでいる自分、頑張れない自分、ボロボロに傷ついている自分も価値ある存在だと当たり前に感じることができる。これが自己肯定感です。

「自分を好きになれない君へ」

小学館YouthBooks /野口嘉則P36〜37

「チューリップ食堂」さんは、私のnoteを始めるきっかけになりました。

スタッフさんとの会話の中で、私が「この一人飲みについてブログに書いてみたい」と言った時、スタッフさんが「noteとかですか?」と言ってくれたことがすべての始まりです。私の背中を押してくれたスタッフさんありがとうございます。感謝しています。

私たちの人間関係の多くは、条件付きのことが多い。しかし、ひとり飲み会では、無条件の人間関係が作れることもある。

アルフレッド・アドラーという心理学者は、子どもや部下を褒めて伸ばそうとしてはいけないと説いています。日本ではアドラー心理学をテーマにした「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)がベストセラーになりました。
この本を読んで「褒めて育てることが良いことだと思っていたのにショックを受けました」と言う人がたくさんいました。厳密にいうと、アドラーの言う「褒める」とはdoingやhavingを肯定する、つまり条件付けで褒めることです。
〜中略〜
条件付きでしか褒めてもらえない子どもはどうなるでしょうか。褒められるような自分でなければ価値がないと感じられるようになってしまいます。doingやhaving
を肯定されて育つので、どうしてもdoing志向、having志向になってしまい、beingが不安になるのです。

「自分を好きになれない君へ」小学館YouthBooks /野口嘉則P50〜51

「チューリップ食堂」にいる時は、自然体の自分でいられるように感じます。

自由が丘に行った時には、是非「チューリップ食堂」さんに来店してください。
お酒が飲めなくても大丈夫です。ランチも楽しめます!


最後に、この本の著者が大好きな詩を紹介します。

教育関係の仕事をしている私も大好きです!

ここで、ビートたけしさんの詩集『僕は馬鹿になった』(祥伝社)から、詩を一編選んで、あなたに贈りたいと思います。

『騙されるな』
人は何か一つくらい誇れるものを持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢をもて、目的をもて、やれば出来る
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたものだ

「自分を好きになれない君へ」小学館YouthBooks /野口嘉則P189


次回は、自由が丘 居酒屋 「おゆげ」さんです。