ひとり飲み会5️⃣〜自由が丘 居酒屋 「おゆげ」〜『聞く技術 聞いてもらう技術』
こんにちは😃ほわスタです。
高校受験専門相談カウンセリングルーム開業準備中
現在は教育関係の仕事をしています。
今回、アウトプットする本📕は、「聞く技術 聞いてもらう技術」ちくま新書/東畑開人
紹介するお店は、東京 自由が丘 「おゆげ」さんです。
「あ!白石さん!!待ってました!!」
毎週金曜日19時頃、私は「おゆげさん」を訪れます。
マスターの言葉には、いつもたくさんの「‼️」がついている。
「さあ!白石さん!今日はどの日本酒を飲みますか!?」
「オススメ日本酒ありますか?」
「あるよ!今日は、私の出身地、愛知県の日本酒!」
好きに選べる「お猪口」に注ぎ一口。
「お!味がしっかりしていて、美味しいです!!秋を感じます!」
「白石さんから!『美味しい!』頂きました‼️」
客としては、少し恥ずかしいのですが、
マスターの言葉には不思議な力があります。
マスターの言葉が持つ不思議な力
☝️初来店のお客さんに対して「いらっしゃいませ!」という言葉の中に
『待ってましたよ!』というニュアンスがあり、まるで何回も来店しているように感じ、お客さんも笑顔で「こんばんは!」とつい言ってしまう。
✌️お客さんが着席すると、「ようこそ『おゆげ』へ!。今日のオススメや、料理の特徴について説明させていただいても良いですか☺️☺️☺️!!!!?」
お客さんも笑顔で、「はい!😃よろしくお願いします!」
そうなんです!マスターの言葉は、すーと心に入ってくるのです。
思わず、マスターの話を聞いてしまうのです。
「聞いてもらう技術」がすごいのです!
コミュニケーションの基本は「聞く力」と述べている本がたくさんあります。
しかし、「聞く」ためには、相手から話をしてもらう必要があります。話をするかしないかは、相手が決めることです。
相手が話をしてくれるためには、
まず「自分のことを聞いてもらう」ことから始めないといけないのです。
私は、今は教育関係の仕事をしています。
悩みや相談を抱える子どもとコミュニケーションをとるときには、まず自分の悩みや感じていることを子どもに聞いてもらうところから始めます。
コミュニケーションというキャッチボールをするときには、まず自分からボールを相手になるべく優しく投げます。すると多くの子どもたちは、ボールを優しく投げ返してくれます。
「聞いてもらう技術」は「相手が話をしたくなる技術」でもあります。
そして、次に必要となるのが「聞く技術」なのです。
「聞く技術 聞いてもらう技術」ちくま新書/東畑開人
「聞く」と「聴く」のどちらが難しいと思いますか?
毎日、私のところに「聞いて、聞いて!」と子どもたちがやってきます。私は、そのような全部の「聞いて」にはなかなか対応できません。「聞いて」という欲求に満足できなかった子どもたちはがっかりした顔で離れていきます。
「相談があるから『聴いてください』」と事前に言われると、自分の予定を合わせ子どもの相談に時間をかけて「聴く」ことができます。
しかし、ほとんどの子どもたちの欲求は「聞いて、聞いて!」なのです。
「今日のお通しは、戻りカツオです」
「しゅうまいをひとつ下さい」
「白石さん!シュウマイいきましょう!!」
不思議なマスターの言葉が、すぐに返ってきます。
コミュニケーション的にはおかしな会話ですが、私のオーダーをしっかりと受け止めてくれたという不思議な安心感を感じます。
私の「聞いて、聞いて!」を受け止めてくれた感覚です。
このマスターの世界観が、私が「おゆげ」さんにハマる理由の一つです。
飲み屋さんで「居場所」をつくる方法
私が実践している「コミュニケーションエクササイズ」
🌟自分の感じたこと、考えたことを素直に言語化する!
「美味しい」「この料理に合いますね」「秋だな〜」「お〜!」など。
コツは、日本酒などは自分では選ばず、お店のスタッフにオススメを教えてもらう。料理もその日本酒に合うものをオススメしてもらう。(自分で選んだ日本酒を飲んで「美味しい」と言っても伝わらない)
そして、日本酒や料理を口にしてから、笑顔で「美味しいです‼️」と感情を入れて言語化します。(自分の言葉の最後に!をたくさんつけるイメージで)
お店から薦められた日本酒だからこそ、「美味しい」という言葉がお店の方に伝わるのです。
伝わる言葉は、伝えたい人にとって興味があることです。また、その言葉に感情が入っている時です。
普段の生活の中では、自分の感情を素直に表現することを躊躇うことが多いです。
しかし、自分の感情を素直に表現できると、人間関係が大きく変わることがあります。