タイトルって大事(苦手だけど)。
外出する際は、カナル型イヤホンを携帯するようにしています。
耳の穴に、スポッとはまるやつ。
聴覚が若干過敏気味のわたしは
駅のアナウンスや
街の喧騒などで
びっくり仰天して
心臓がバクバクになってしまうからです。
恋?トゥンク
とは思えないレベルの
動悸・息切れが生じるからです。
耳栓だと遮音され過ぎてかえって危険だし、ノイズキャンセリングほどの高機能でなくてもいいかなーというくらいの緩めの防音は、カナル型イヤホンで十分叶えられます。
せっかくイヤホンしているので
音楽をかけてみたりも、します。
音楽をかけると自然と気分が上がったり、高まり過ぎた気持ちがニュートラルに戻ったりするので、便利です。
「こういう状態のときにかけよう」と思ってオリジナルのプレイリストを作ったりも、します。
気持ちを落ち着かせたいとき
ノリノリノリカになりたいとき
しんみりした気分に浸りたいとき
それぞれのプレイリストに、名前を付けます。
ある日「朝、仕事に向かう通勤電車で聴こう」と思って作ったプレイリストに、こんな名前を付けました。
「がんばれる曲たち」
そうしたら、全然再生数が伸びません。
なんとなく、聴く気になれないのです。
なんでだろう。
しばらく経って、気付きました。
そうだ。
わたし、仕事に向かうときに
「がんばろう」と思えないんだ
ということに。
そうだった。
わたしは、やる気ゼロの事務員だった。
「がんばれる」という名前を付けたことで
「えーでも、がんばりたくない」という
わたしが、ブレーキをかけていたのです。
がんばりたくないのに
がんばれる、と名付けたことが
そもそもの失敗だったのです。
そこでわたしは、リスト名を変更しました。
「朝に相応しい曲たち」
そうしたら、中身は同じプレイリストなのに再生数が上がりました。
がんばりたくても
がんばりたくなくても
朝は朝。
朝に相応しいのなら、かけましょかと。
…
手間のかかる女ですね。
でも、タイトルって大事です。
たとえ、自分が自分の為につけたタイトルでも
自分に響かなければそれは、失敗ということ。
noteでも、普段通りのことしか書いていないのに、なんだかやけに多くの人に読まれる記事があります。
もしかしたらこれもタイトルのせい、なのかもしれません(法則性ぜんぜん分からないけど)。
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