新人を、迎える側の舞台裏
今日の午後から、新入社員の方が我が部署にいらっしゃいます。
弊部に新入社員が配属されるのって、初めてのことらしいです。
有史以来初。
今まで、他部署からの異動か、転職してきた中途社員でまかなわれていた弊部に、ついにピカピカの新人が。
そんな記念すべき新人さんの教育担当に任ぜられました、不肖40、一般職のわたしです。
↑まだ言ってる。
(このことについて書くのは確か…4回目です。5回目だっけ?)
そこでこれから、どうでもいい情報を太字でお伝えします。
わたしは先週から、お腹を壊しています。
(緊張のあまり)
いや、たぶんね、一番大変なのは新入社員の方だと思うのですよ。
みたいなことが、昔々新入社員だった頃のわたしの頭の中ではエンドレスにグルグル回っていたものです。
今、教育担当となったわたしは、せいぜい慣れ親しんだ自分の仕事を手放して新しい仕事を覚えるくらいのこと。
それはもう、かかる負担は新入社員の方のほうが上ですよ。
でもね。
実は、迎える側のオバチャンもむっさ動揺してるんだよ!
(めんどくせえ)
お迎えサイドでこんなに精神的ダメージを受けている人ってどのくらい存在しているのでしょうね。わたしだけ?
と思っていたら。
先日、隣の部署の社員が、超弩級の緊張をしているのを目にしました。
見るからに大慌てで、自分の机を掃除したりしている。
のみならず、同じ部署の人たちに
「これから私語厳禁です!くだらないことを言うときは社内chatにしてください!」
などと言ったりしている。
どした?と聞いたところ、
初めて社会に出る人が隣の部署に来ると聞いて、今までの自分たちのぐーたらした仕事ぶりについて改めて振り返ったのだそうです。
こんな有様を見られてしまったら「これが社会か」と誤解されてしまう!という危機感を抱いたと。
今までこのフロアに新入社員が配属されたことが無いので、今回も無いだろうと思って完全に油断しており心の準備が出来ていない、どうしよう!と焦っているのだそうです。
ドギマギしている彼が所属しているのは、あくまで隣の部署であって、こちらの部署と直接のやり取りはほとんど無いというのに、この慌てっぷり。
何と言うか、卒業式でちょっとグッときたタイミングで隣の人が号泣しているのに気付いて、涙が引っ込むような…
そんな感じで、わたしだけじゃなかった!と気付いてちょっと気が楽になったよありがとう、という話でした。