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noteという雑談相手

会社のお昼休みに手を洗ったら
玉ねぎのニオイが上がってきました。

玉ねぎ?と思ってよくよく振り返ると、確かに昨日、大量の野菜スープを作るのに玉ねぎをふた玉ほど切った…
けれどもその後すぐに重曹で爪の間をゴシゴシしたし、それから今までの間に何回も石鹸で手を洗っているし、お風呂に入って頭や体を洗い、湯船にも浸かった。

それなのに何故今、玉ねぎ。

思い起こせば玉ねぎとか長ネギとかニンニクとか、ニオイ強い系の野菜を切った翌日に謎のタイミングで香ってきたことはこれまでもあって、これはわたしの手か爪の性質によるものなのか、はたまた巷でよくあることであるのか。

という疑問を持ったときにふと、わたしにはこういった日常のよしなしごとを話す相手がいない、ということに思い至りました。

昼明けに仕事で忙しそうにしている同僚に話すタイミングも掴めず、そもそも手を止めてまで聞いてもらうような話でもなし、たとい互いの仕事が暇だったとて「実はわたしにはこういう話をする相手がいなくてね」などということまでうっかり口に出してしまい、気の毒そうな顔で同情されるのは本意ではありません。

1人だけいる友だちにLINEで「爪の間から昨日の玉ねぎの匂いが戻ってきたのだが」と連絡してもいいような気もするし、配偶者兼親友兼恋人兼推し兼家族兼…とわたしの人間関係をまとめて請け負ってくれている夫に話してもいい気もする。

…けれども、そこまでのことでもない気もする。

こういうとき、みんなどうしているの?
(わたしはnoteに書いています)

恐らく友だちがわんさかいたり、元々人好きのする人であったりしたらば、何も考えず目の前の人に「これってさ」と話し始めることができるのでしょう。

そういえば、電車で隣り合わせたおば様3人組とか(おば様は大体3人組)、銭湯や温泉でのぼせないか心配になるほどずっと喋っているお姉様方とか、カフェで話の尽きる様子もない朋友の皆さんなどは、大抵何というほどもない、例えば玉ねぎ臭のようなことなんかについて話している、気がします。

とすると、わたしに友だちが100人いたら、すなわち玉ねぎ話みたいなのを100通り聞くことになるのか。

うん、やっぱり友だちは1人でいいし、夫に話すか、ときどきnoteに綴る感じがわたしには合っている、という結論に至った次第です。

ということで、今後もこういった誰に話したら適切なのかわからない、雑談のようなnoteをモリモリと書いていきたいと思います。

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