お腹痛いってギリギリまで言わないタイプ…だと思ってた
いちばんすきな花、見てますか。
noteには見てる人、多そうなドラマ。
このドラマの中で
「お腹が痛いときに
痛いって言える人がいるか否か」
について言及していた回があって、今日は、そのこと、というかそのシーンを見て思ったことについて、書こうと思います。
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なんて、冒頭一言目から「何ー待ってー何何!このドラマー」となってしまい、一旦一時停止して、ちょっとその辺を整えて、居住まいを正して咳払いなんてしてから改めて再生したくらい、心を鷲掴みにされました。
それからも、思わず笑っちゃうほどのあるある(でも割と多くの人にとっては「無し無し」らしい)が多数、散りばめられています。
「お腹痛い」って、口に出したところで忽ち解決するわけじゃなくても、ただそこにそう言える人がいるってだけで楽になること、確かに、あると思います。
お腹痛いときにお腹痛いって言える人が、みんなにいたらいい、良ければわたしが聞いてもいいよ、聞くよと、ちょっとしんみりしました。
…
わたしは、どうだろう。
たぶん、ギリギリまで言わないタイプ、です。
例えば健康診断の結果が配られて「要精密検査」と印字されていたとき、その場で「うわっわたし再検査だ!」とかは、言えない。
(言ってる人、よく見るけど)
そっと1人で検査を受けに行って、診断が出て、大きな病院に行くということになって、更に検査を重ねたら手術が必要だということになって、手術日程を決める段になって、お身内の方を呼んでくださいと言われて、そこでようやく家族や、会社の人たちに打ち明けるタイプ。
怖い、辛い、と思っていればいるほど
わたしは、言えなくなるのです。
これは黙っているわけにはいかない
会社を長く休むとなれば
周りに知らせずにはいられない
万事休す!
となってからようやく、重い口を開く
という感じ。
…
そういえば、クラスメイトにいじめられたときもそうでした。
あ、これは…わたしは、いじめられているんだ、そうだったんだと確信を得たとき、その場では怒りや悲しみを表現することが出来なくて、沈黙したまま1人で帰って、家に着いてから感情を爆発させたんでした。
なるべく自分で解決して
出来れば誰にも言わずに
過去のことになってから
笑い話として語りたい。
こういう性質って、幼い頃からあまり変わらないものなのかもしれません。
…
でも
夫の前ではたまに、ポロッと漏れて
うっかり弱音を吐いたり
下手すると、べそをかいたりします。
わたしの「三つ子の魂」を凌駕してくる夫。
お腹痛いってギリギリまで言わないタイプ…だと思ってたけど、よく考えたらそうとも言い切れなかった。
結果、「もう恋なんてしない」なんて、言わないよ絶対、みたいなタイトルになりました。