自分のこと「かわいい」と思ったっていいじゃない
昔々、バリエーション豊かな女子の陰口に
「あの子、絶対自分のことかわいいと思ってるよね」
「思ってるほどかわいくないのにね」
(嘲笑)
みたいなのがあったなと記憶しています。
当時は「実際はそうでもないのに自分のことを可愛らしいと思うなんてけしからん」という主張に大した疑問も持っていなかったし、なんとなく同調していたような、下手をすると積極的に言っていた可能性すらあります(忘却)。
でも、そもそも自分のことを「かわいい」と認識して何がいけないんでしょうね?
いいじゃないですか。
かわいいわーわたし。最高だわーって思うの。
正直言いますと、わたしも齢40にして心の中で自分かわいいって思うことありますよ。
鏡見て、あら?今日わたしちょっとかわいいんじゃない?って思っちゃってますよ。
いいんです。世間の物差しから外れていたって。
そんなの関係ねえ(小島よしお)。
「かわいい」「不細工」なんて所詮、主観です。
時代によっても美醜の基準は移り変わるものですし。
そんな不安定なものに、なぜこちらが合わせていかなくてはならないのか。
ついこの間まで「いい歳してその恰好は痛いって思ったら教えてね。直すから!」とか周囲に言い触れ回っていましたが、「痛い」などという感覚も結局人それぞれ違うわけなので、なんか別にあんまり気にしなくてもいいかなと思い始めました。
「ブスのくせに / いい歳して / みっともない」とか「美人なのに / かわいいのに / 若いのに / 勿体ない」とか、放っておいてくれよって話です。
まあ極論として、しめやかな席に極彩色で出席しないとか、人の結婚式にウエディングドレスで参加して阪急電車に乗ったりしないなど、TPOは守っていきたいなとは思っています。
基本、自分かわいいわー・かっこいいわー・素敵だわーと思いながら、好きなメイクと髪型で好きな服着て、上機嫌で、生きていきたい。
そんな、パッと見では自分勝手のように思える行動が、結局は人の為にもなるような気がするのです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?