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電話ってつまり「割り込み」だと思うの

16タイプ性格診断テストを会社でやってみている人たちがいて(仕事しろよ)「“電話はかけないようにしている”ってどういう意味だろ?」ということが話題になっていました。

電話は必要だったら掛けるし
用がなきゃ掛けないよねー
なんだこりゃ、どういう意味だ?と。

わたしは、自分が性格診断を行ったときにこの問いに対して前のめり気味で激しく同意した覚えがあるので、そもそも質問の意味にピンと来ない人がいるんだ!ということに驚きました。

そんなわたしの視線を感じたのか
ねーこれ、意味分かる?と話を振られたので
おずおずと答えてみました。

電話って…
掛けると否応なく相手の手を止めることになるから、電話以外で、例えばメールとかチャットとかで事足りる用件だったらそっちの手段を選ぶってことじゃないですか。


へー
なるほどねー

あんまり納得いってなさそうなその人の結果は「ESTP/起業家」でした。

「人生は大冒険でなければ意味がない。」

お、おう…

「観客をステージに呼ぶパフォーマンスなどがあった場合、自分で進んで手を挙げるか、または、控えめな友人のために手を挙げたりするでしょう。」

余計なことしないでほしい…

起業家の特徴、読んでるだけで圧倒される。
アイコンもなんかサングラスで、角刈りだし。

***

わたしは、電話というものをこんな風に捉えています。

相手の置かれた状況に関係なく、有無を言わさず割り込むことが出来てしまうツール。
メールやチャットなどの非同期型コミュニケーションツールで代替可能な状況であっても、考慮の余地なく常にこのツールを選び且つ長々と話す人も、今もって一定数存在する。

わたしにとっての「電話」

パソコンのメール、携帯のメール、複数のチャットツールに方々から連絡が入る昨今のビジネスパーソンの場合。

彼らは(わたしも含め)文章という形でずらっと行列に並んだ案件をチェックし、緊急度・重要性を鑑みながら一つひとつ順番に返事をしていくことで仕事を進めています。

しかしながら、その列に並ぶことなく「どけどけー」と割り込んでくる族、あるいは輩。

それが、電話なのです(わたしの中では)。

ただ申し添えておくと、緊急だったり重要だったり込み入った内容であったりする場合、電話は有効です。
10回のメールより、1回の電話の方がニュアンスが伝わるケースもある。

それは知っている。
でも。

あと10分でお昼休み、というとき。
よし、じゃあこれを片付けてこっちに返信して、あとこれも入力しておこうと思ったタイミングで電話が鳴り、さして急ぎでも要でもない用件で長々と話されていたらお昼に突入、休み時間を侵食されて静かなオフィスで電話を切った瞬間、わたしは途轍もない疲労を覚えるのです。

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