PMSと花粉症が治った②
前回までのお話
一般に体力も気力も盛りとされる華の20代に、PMSと風邪で月の半分以上が体調不良で花粉症も酷かったわたし。
35を過ぎて、何故か心も体も健康になってきました。
なんでだろう、という段です。
1)ストレスの低下(実家からの開放)
わたしは実家にいた頃、母からの呪縛に悩まされていました。
ちょっとでも帰りが遅いと携帯の着信は30件ほど母で埋め尽くされ、時に「家族のことを忘れるなんて」と泣かれることもありました。
普段から母のエンドレスな世間話を面倒がらずに聞く必要がありましたし、特に母の気に障ることがあると朝までコースのお説教が始まります。
そうなると通り一遍の謝罪では許されず、母の中にある正解をわたしが「自発的に」口にするまで離してもらえませんでした。
わたしはいつも疲れていて、睡眠不足でした。
周りからは「世話好きのいいお母さんね」「感謝しなきゃね」「羨ましい」と言われるし、体が丈夫でなかったわたしを育て上げたグレートマザーに頭は上がらず、わたしは自分が母の支配に苦しんでいることからずっと目を背け続けました。
今思うと、母は本当にわたしの罪悪感を操るのが上手でした。
夫と結婚し実家を出て、徐々に母と距離を置くことでわたしは呪縛から解き放たれ、ストレスは激減しました。
2)メンタルの安定(夫との暮らし)
夫というソウルメイトと暮らすことで、わたしのメンタルはより極太になりました。
一緒にいてもわたしに「妻らしさ」や「女らしさ」を押し付けてこない夫と過ごしていると、実家にいた半生、常に「母の望む娘らしさ」を演じてきたわたしの外枠が緩んでふわふわと舞い、心からの自由を感じることができます。
夫と共に暮らせていることは、わたしの人生で確実に一番の僥倖です。
前世でなんかいいことしたのかな。
(今生で徳を積んだ覚えは無い。)
3)温活
粉末生姜をお湯に溶かして飲んだり、腹巻をしたり靴下を重ね履きしたりする等の心がけもあるかもしれません。
冷えると絶対風邪を引くということは、冷えなければよいということでは?と思い、冬なのにうっかりアイスを食べてしまったときなど、すかさず生姜湯と葛根湯を併せて飲むようにしています。
(だがアイスの誘惑には勝てない)
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原因不明の体調不良って何かとストレスのせいにされがちですが、ということは何故か体調が良くなってきたのもストレスの軽減とメンタルの安定によるものが大きいのではないかと思って書いてみました。
お若い方は年取るのやだなーと思うかもしれませんが、40にして人生イチの健康と愉悦を味わっているわたしのようなのもいます。
トライ&エラーを繰り返して、自分の取り扱い方がわかるようになってくるというのもあるかもしれません。
少なくとも、わたしは20代のわたしより今のわたしのほうが好き、だし楽です。
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