「面倒くさい」は、人見知りを超える
年末も押し迫ってまいりました。
4月入社の新人さんが独り立ちしてしばらく経ちまして、満を持して部内で担当替えの季節を迎えました。
わたしの担当も、新人さんに引き継いで減った分だけ、増えました。
この度、管理職から引き継ぎを受けた仕事で新しい情報を得たので、それを元担当である管理職に伝えたところ、こんなことを言われました。
なんだ?
被害者ポジションの確保、流行ってるのか?
わたしは40代・人見知りですが、お給金をいただいていることだし、お互いの為にも出来ることはしっかり行おうと思っています。
…
いや、
「給料分働かねば」
「相手の為にも」
なんて所詮、建前ですね。
二度手間は面倒だし
せっかく労力をかけて行ったことが
逆に先方の迷惑になっていたら残念すぎるし
不必要なことはしたくない
仕事はなるべく無駄なく簡潔に進めたい
という、単なるわたし個人の願望です。
だから、担当変更があったときなどは特に、取引相手が何を求めているかをガシガシ、聞きます。
チャンスですから。
面倒くさい > 人見知り
依頼はメールがよいか、電話かFAXか(FAXがまだ生きている業界もあるんですよ)、発注書で見にくい箇所は無いか、今までのやり取りで実はやりにくいと感じていた部分は無かったか。
そうした聞き取りを行った結果、本当はメールの方が有難いだの、副担当もCCに入れて欲しいだの、色々と情報を得るわけです。
相手に何も聞かずに「教えて貰えなかった」と人のせいにするなんて、他者に期待し過ぎですよ。
でもこれって、よく見る光景だなーとも思うのです。
たとえば恋愛ドラマ。
彼らはとても、すれ違いますよね。
すれ違わないとドラマにならなかったりするのでしょうけれど。
でも彼らのすれ違いって、8割くらいは当事者同士がきっちり話し合えば解決する事案だなとも思います。
いと歯がゆし。
勝手に相手の気持ちを決めつけて
どうせわたしは/俺は、みたいになって
話し合いを避けてしまうのですよね。
いやいや、そこはきっちり膝を突き合わせて向き合いなさいよあなたたち、という老婆心がムクムクと湧いてきます。
わたしはどうしたいか
相手はどうしたいか
その確認だけは面倒がらずに執り行い、細かく軌道修正していかないといけない。
人と関わって生きていくのなら、その覚悟だけは必要。
自分も変わるし、相手も変わるのだから。
人間だもの(みつを)。
そこを怠って「どうせ…」と落ち込むのは時期尚早です。
ま、わたしも40代・人見知り(←面倒くさそうな肩書…)なので、「恥ずかしがってないで、本人に聞いちゃえばいいのに」と自分に思うこと、多々あるんですけどね。
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