泥のように眠る日
最近、「超訳 孫子の兵法」という本を読んでました。
ページ数としては、200~300ページ程なので、そんなに重いものではないのですが、内容が充実していて、読み進めるのに時間がかかってます。
良本ってマーカー引きすぎて、気付いたら真っ赤になってるみたいな現象です。(笑)
「超訳 孫子の兵法」を読むきっかけとなったのは、
『孫子の兵法』ポイント解説!
のマガジンです。
X拡散で無料で読めるものもあるので、気軽に立ち寄れちゃいますよ。
今回は「超訳 孫子の兵法」の中でも、最近の自分に刺さった「軍争編」と「謀攻編」の一節を実体験と交えながらお話していこうと思います。
ご紹介したマガジンと同じように「超訳 孫子の兵法」の内容に触れて進めるやり方ですが、
光さんのマガジンが初学者に分かりやすく要点をまとめている「理論者」よりの内容だとしたら、
自分の記事は、自身の成功や失敗といった実体験と交えて話を展開する、「実践者」よりの内容になってるかなー。と勝手に思ってます。
さて、本題。
軍争編
目標達成への最短・最速を目指すのは当然で、
そこに身体と精神の全てを注ぐというのは重要なこと。
ただ、
効率性や自分が動いて欲しい理想値ばかりを追い求めると、どこかで身体や精神に無理を強いることになり、倒れてしまう。
そうなると、目標達成どころの身体・精神の状態ではなくなる。
これは、その人が弱いとか、成功者になれる器ではないとか、そういう話ではなくて、
単に無理のしすぎで、自分が有利に事を運べない「不利」な状況に自らを追い込んでしまっているだけの話。
最短・最速を目指して、かなりの無理を強いてでも押せ押せで進むのが攻めの姿勢だとすると、
いち早く限界値を握って、そのラインを超えないよう調整するのが守りの姿勢。
攻めと守りのバランスについては、こちらの記事で書いています。
紹介した軍争編の一節は、「行き過ぎ」や「やり過ぎ」を戒めてくれています。
謀攻編
謀攻編のこの一節では、最大限の力を発揮するための母体たる
身体と精神
が健全に力を発揮できる状態に保つことの重要性を説いています。
前向きなエネルギーを存分に発揮して、
目標達成に向けた戦略作り、日々の継続的な努力に勤しむことも大事。
だけれども、がむしゃらに頑張りましたでは足りない。
頑張る事が美徳とされがちなので、
睡眠時間を一日2〜3時間まで削って努力したり、休憩をほとんど入れずにぶっ通しで作業することが、一般の成功法則として捉えられる。
それはそれで上手くいく人もいるのは確か。
それで上手くいく人は、その身体の使い方が自分の100%のパフォーマンスを出せる方法であるから。
自分の身体・精神に、そのやり方がフィットするかというのは、やってみないと分からない。
そして今の自分には、この身体の使い方は出来なかった。
とはいえ、
微塵も自分のメンタル(意志)が弱いだとか、自分の器が小さいとかは思っていません。
自分が100%の力を発揮できる身体・精神を作るには、
泥のように眠る日
が一定周期で必要だった。
それだけの話でした。
以上、目標や夢を追うために必要不可欠な健全な身体と精神の話でした。
これからも、
泥のように眠る日
は定期的に設けるようにスケジュール管理していきましょうかね。
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