アラサー女子、転職を決めたきっかけ
2010年、大手旅行会社へ入社した私は、
2017年、一身上の都合で退職し、都内から地元へ帰ってきました。
その
”2017年”
に起こったことを、振り返っていきたいと思います。
アラサー女子、婚期に焦る
当時、私は同い年の彼氏とお付き合いをしていました。
真剣にお付き合いしていたのですが、
自分の中では正直そこまでうまくいっていなくて。
仮にこのままうまくいったとしても、
私は都内で結婚し、
親の援助なく都内で子育てをしていくのか、
私にそれができるのか!?
という不安が常にあって。
アラサーなので、いつも焦っているんですよね。
なんでも早めに決断をしなければと。
そういうのもあって、毎日モヤモヤと過ごしていました。
「店長呼んできなさい!」
ある日のこと。
残業が終わり、22時すぎ。
最寄り駅にあるドン・◯ホーテへ、仕事用のパンプスを買いに行きました。
すぐダメになるから一番安いものでよかったので、
いつもドン・◯ホーテとかSE◯YUとかで買っていました。
私は早速「1,500円」のタグが付いたものを発見。
えっ、1,500円。特に安いな。
と思って、ものの数秒、即決でレジへ持って行きました。
すると店員さんはレジを通して、
「2,500円です」
と。
「えっと、あの、ここに1,500円って書いてあるんですけど」
と私が言うと、
「すみません、こちら値札を間違えてつけたようで、
申し訳ないのですが…」
と店員さん。
普通なら、「あ、そうなんですか…」で終わるのですが、
なんかこのときの私はもう、
残業が終わって22時すぎ、
心も身体も疲れ切っていて、
なんか、ブチ切れてしまったんですよね~…
「値札、間違えたのはそちらのミスですよね!?
1,500円だから買おうと思ったの!!
2,500円ならこんな靴買いません!!
ちょっと、今すぐ店長呼んでくれません!?」
と…
(チーン……)
(店員さん、本当にごめんなさい…)
生まれてはじめて「店長呼んで」って言ったわ…
本当に申し訳ないですね。
完全に八つ当たりだし、カスハラだし、靴にも失礼(笑)だし。
(結局1,500円にしてもらった)靴を手に抱えながら、
アパートへの帰り道、
本当に悲しくなりました。
なにやってるんだよ自分って…。
後日気付くのですが、
連日遅くまでの残業、
そして自分にとっては無理をしていた接客、
これは心と身体が限界だと叫んでいるサインだったんですよね。
これがあったのも、2017年でしたね。
母の職場旅行に参加した
この年、田舎の母に誘われて、
母の会社の職場旅行に参加しました。
それも、お得意様を呼んで行うような旅行で、
何社かが一堂に会し、1つのバスで、ビール飲んでカラオケするみたいな。
母はこれを「娘の婚活」として利用していたわけです(笑)
私も婚期に焦っているので、
東京からわざわざ田舎に駆け付けました。
で、結論から申し上げますと、
なんかちょっと変な人に目をつけられましたが、
婚活としては結果は不発に終わりました。
なんだけど、自分にとっては、
田舎の大自然に囲まれて、
綺麗な景色を見て、
そこに参加する人たちを見ていたら、
「あ~地元で働くのもいいな」
と、思ったのです。
これが、とってもよい収穫で。
この年の誕生日の翌日、私は思い立ってハローワークへ向かい、そのまま地元にある某専門学校へ転職したのでした。