25歳の日常清掃員/わたしが休日に神社仏閣に赴く理由。
皆さま、こんにちは。
25歳の日常清掃員です。
わたしには２つの趣味があります。
一つは読書。月に中古本を2000円分買い、
（そうすると大抵4冊ほど）それを休日に
読むこと。
もう一つは神社仏閣巡りです。
最近はかなり忙しい日々が続いてるため、
ひととき程ではありませんが、一年半前は
県内外神社仏閣を巡りに巡っていました。
神社仏閣が大好きなのには理由があります。
もちろん信仰心というものもありますが、
もう一つ大きな理由としては、
その建物や境内の美しさに浸りたい
からというものがあります。
境内にはゴミ一つ落ちていなくて、
トイレも綺麗です。建物もとてもよく
整備されており空気がとても気持ちいい。
身体の疲れがとれて癒される感覚は
なかなか一般の建物では味わえません。
特に好きなのは東京にある明治神宮。
原宿の雑踏から境内に一歩入ると、
美しい空気が流れていてたくさんの観光客が
いるのにとても癒されるのです。
ここから清掃員として学べることもあります。
曹洞禅においては1日に平均３時間から
４時間を掃除に充てています。
座禅による瞑想および仏典の学び以上に
この共同体にとって掃除は禅の精神を理解し
すべての執着心や苦悩から己を解放する
為にもっとも重点が置かれている実践課題
なのです。
お寺であれば僧侶、尼僧、在俗信徒が、
神社であれば、神主、巫女が朝早くから
境内や建物の掃除をしています。
これも一つの精神修行であり、そこから
得られる精神の平安や自分自身の内面を
磨くことを学べるのです。
わたしも神社仏閣ではありませんが
毎日オフィスや公共の場所のトイレ、
色々なところの掃除をします。
そのときにただ掃除するのではなくて、
修行僧のように大事な学びを得られたら
とても良いな、と思うのです。
もう掃除が当たり前の日常になっているので
意識しないとなかなか難しいことでは
あるのですが。
あと神社仏閣に行く時に感じる清涼感や
美しさはよく清掃され管理されているから
こそなので、わたしもこの建物は
管理されてていて綺麗だな！とお客さまに
喜んでもらえるような仕事をしていきたい、
という気持ちにもなります。
仕事に対して前向きにそして考えさせられる
機会になるので、わたしは神社仏閣に
行くのが大好きです。
これからも趣味を楽しみながら、
仕事に励んでいこうと思います。