『カササギ殺人事件』(上) アンソニー・ホロヴィッツ 著
作中作の小説を初めて読みました。
とはいえ、そうだったことを忘れて作中作に入り込んでしまった。
その内容は、家政婦の死。
一見なんの怪しむことのない事故死なんだが、疑わしい人がたくさん出てくる。
牧師のオズボーン、アンティークショップの主人、庭師のジェフなど。とにかく恨みを持っていそうな人物がたくさんいる。
そして、屋敷の主人も無惨な死を遂げる。
屋敷の周りで起こる謎に本当に家政婦の死はただの事故死だったのか!?
家政婦も謎の多い人物で、謎の部屋に昔亡くなった愛犬の首輪。
生前の謎の行動。
そして、上巻のラストのピュントのセリフに鳥肌が立つ。
とにかく、不審な行動をする住民がたくさんいるし。何かを隠している住人がたくさんいるしで謎が大渋滞。
伏線はバラ撒かれるだけバラ撒かれた。これをどう回収するのかワクワクさせられる。
下巻につづく。