心の整理の仕方
こんにちは
カウンセラーの清水です。
心理療法の一つにライティングというのがあります。
そしてこのライティング
心理的に辛い時、どうしたらいいか分からない時など
とても役に立つ療法なんです。
そんなわけで今回のタイトルは
【ライティングから心の整理をしよう!】
気になる方は読んでいってくださいね。
■考えるほど分からない
皆さんは
「どうしたらいいか分からない、考えがまとまらない」
そんな経験ありませんか?
僕はエンジニアになって半年くらい経った頃
まさにその状態に陥っていました。
仕事を振られても
何から手を付けていいか分からない、用語が分からない、
作業背景が分からない、説明を受けてもよく分からない、、など。
半年経ってもシステムを全然理解出来てない状態でした。
それもそのはず、それまでの間
僕は先輩に頼りっきりで
自分で業務をこなそうとする積極さがなかった。
言われた作業をただこなすだけ。
先輩がいた時はそれでも何とかなりました。
でも半年も経てばリーダーからは
ある程度できるものと判断され
自立を求められます。
頼りっきりだった僕は
焦り何とか自分で作業をこなすため
理解しようとするけど上手くいかず、
悩んで悩んで
結局他の先輩に聞いたりしてました。
そして聞いた時は「あーなるほど!」
と何となくわかった気になる
でも実際自席に戻って考えると
「あれ?これでいいんだっけ?この場合どうすればいいんだ?」
と、根本的なところを理解していないから
また悩み始める。
「これで合ってるのかな?やっぱ聞いたほうが、、
でもまた先輩に聞くのも聞きづらいし、、」
と不安になる。
考えれば考えるほど、頭が整理出来ずどうしていいか分からない。
そんなことを繰り返していたので、作業が進まず、、
リーダーから進捗を聞かれた時、
全然進んでいない進捗を報告するのがすごく嫌でした。
■とりあえず書いてみることに
「このままじゃまずい、、何とかしないと、、」
焦っている僕に先輩が
「まず何が分からないか書いてみたら?」
とアドバイスをくれました。
ただ書いてる時間も惜しかったので、
正直最初は微妙だなぁと思ってました。(先輩スミマセン
それでも何とかしたい思いが強かったのでやってみることに。
僕の場合、何がどう分からないかも
書けないレベルだったので
分からないことに関すること
単語でもなんでもとりあえず書いてみました。
しばらく書いていると
「なんでだろう、さっきまでいっぱいいっぱいだったのに」
気持ちが少し落ち着いたような気がする。
焦りが取れたおかげか、段々と何がどう分からないのか
整理出来きるようになっていきました。
あれだけ悩んでいたのに不思議なものです。
それからは分からなるとまず書くようになり
悩む時間が少しずつ減っていきました。
このように心の内を書き表すことを
社会心理学者のジェームズ・W・ペネベイガーは
「ライティング」と呼んでいます。
■悩むだけでは限界がある
さて
このライティングですが
心の整理をする上でとても有効な手段になります。
書くことによって
気持ちを落ち着かせるのはもちろん
書いた字を見て
客観的に自分の気持ちを
捉えれるようになります。
辛い時、しんどい時ほど、
不安も大きく冷静に考える
余裕なんて正直ありません。
僕自身、転職先、やりたいことを
見つけようと考えてた時期
正直仕事から逃げたい一心で
探していました。
必死に探して
でもどれもしっくりこない。
見つからなくてどんどん焦りが出てくる。
それもそのはず、僕の本心は
「仕事から離れたい」
ただそれだけ。
心の休息がほしいのにそこに気付かないまま、
何とか見つけようしても上手くいかず、
結局本心に気付いたのは
カウンセラーにメールを打ってる最中でした。
■頭だけで考えない
僕達はどうしても
頭だけで考えてしまいます。
普段ならそれでも答えが
出せるかもしれません。
でも、辛い時、ピンチな状態で
答えを出すなんて、正直難しい。
だからこそんな時は
少しでもいいから
書いてみてほしい。
単語でも絵でも何でもいいんです。
文章になってなくたっていい。
誰かに迷惑をかけることはありません。
大事なのは、辛い気持ち、自分の思いを正直に吐き出すこと。
客観的に見ることで
気づけることも多いですよ
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