「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」の最後20ページを熟読したはなし
みんなのフォトギャラリーより笑い猫(細村 誠)様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。実は最初は本の上に猫がのっかっているようなイラストか写真を探していたのですが、この猫の目が「え? 100万回死ぬ? 死んだけど、それがなに?」という強者(つわもの)っぽさを感じまして、使用させていただきました。猫の目が特に好きです。
自己紹介します。喋々(ちょうちょう)です。
小説家志望のひよっ子です。
よろしくお願いいたします。
今回は「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」の読書感想文です。
まずは、本の情報をのせておきますね。
100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
福井県立図書館
講談社
前々から存在は知っていたのですが、ようやく読めました。
最初はクイズどのくらい正解できるかな~と、軽い気持ちで読んだのですが、最後の20ページがすごかったです。
大きくわけて2つなんですが。
・実際の調べ方が掲載されている。
・レファレンス協同データーベースなるものが紹介されている。
この2つが、すごいのですよ。
あまり丁寧に書くとネタバレになるので、ネタバレなしで凄さを説明しますね。
実際の調べ方が掲載されている。
図書館司書さんのレファレンスの回答の仕方が細かく書かれていて、びっくりしました。
掲載されていたのは、とある言葉の由来について調べてほしいというものだったのですが。
1 まずその言葉の上位概念を考える。
2 その上位概念から見つかった本を読み、情報を得る。
3 さらに本を探す過程で目についた本にも情報が掲載されているかもしれないので、それも読み調べる。
4 調べた過程で、その言葉の名付け親が分かったため、その名付け親が書いた論文がないかインターネットで調べる。
5 論文がなかったので、2の時点で調べた過程でみつけた言葉の海外での読み方をインターネットで検索する。
6 見つけた結果を全部まとめて、報告する。
7 報告後、レファレンス協同データーベースに報告内容を投稿する。
司書さんは、これだけのことをしているんですね…。
上位概念というのは「独学大全」で読んだ気がします。
例えば、調べたい言葉があって、その言葉の上の概念から調べていくというやり方でしたね。
これがぱっと出るか出ないかで、調べる方法が変わってきそうだなあ。
本の他にインターネットも使っているのが、すごいですね。
やっぱりプロもインターネット使うんだなあと思いましたが、おそらく言葉を知っておかないと、調べるのはきつい気がいたします。
レファレンス協同データーベースなるものが紹介されている。
レファレンス協同データーベース。
存在はあると思っていたのですが、正式名称を知ったことで、検索ですぐあがってくるのがうれしい!
というわけで、試しに使用してみました。
すごいですね。
調べていることに直結する内容ではなかったのですが、ヒントいっぱいでうれしかったです。
ぜひ、みなさんも使ってみてください。すごいこれ。
おしまいに
調べていく過程で、知らなかったことが大量に出てきたというのは、よくあるはなしです。
ただ、その境地になるには、調べ方を知らないといけないという困難をくぐりぬけなければなりませんね。
がんばって調べて、がんばって小説を書きます。
はい、実は小説を書くために調べ方を知りたかったんですよねえ。
上位概念。知ってたはずなのに、やり方を知らなければ使えないというのはこのことですね。
独学大全を読み直そうかな・・・。レファレンス協同データーベースって掲載されてそうだ・・・。
はいさて、この記事は、
・実際の調べ方が掲載されている。
・レファレンス協同データーベースなるものが紹介されている。
と2点しぼってご紹介しましたが、他にも
・レファレンスとはなにか?
・本を探すときの検索のコツ
・うろ覚えの本を探すお手伝い
・図書館司書が旅行先に行くついでで行ってしまう場所
・なぜ図書館司書の仕事をしているのか?
などなど、とても素晴らしい内容が20ページに凝縮してつまっています。
ぜひ、クイズだけでなく巻末も熟読すると新しい情報に出会えますよ。
最後に本の情報を載せて、おわりにしますね。
100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集
福井県立図書館
講談社
さあ、本探しに行きますか。