見出し画像

思いつきだけどやりたい授業(社会科)

今年度も外国語専科を担当することになりました。が、私の専門?は地域教育です。JRに揺られていたら、5年生社会科の自動車産業の単元を思いつきました。
しばらく、外国語以外の教科を触れていないので、詳しく教材研究をしていないですが、他教科等とも関連させてできる単元だと思います。本当に思いつきなので、こんな案もあるんだなあ程度に読んでみてください。

①切り口

切り口は「JR」です。北海道では、少しずつJR線が減っています。地元である根室も例外ではありません。そこを活用して、自動車の普及に気づかせていきます。

②展開の仕方

自動車があればいい?JRはなくなってもよい?乗る人がいないなら必要ないんじゃない?いつ頃から自動車は普及した?JRはいつから衰退していった?など、疑問がさまざま出るはずです。
こうした疑問を単元の導入でたくさん出し、教科書と関連させながら自動車産業についてや、その産業に関わる人について展開させていけそうです。
一概に自動車がよいとは言い切れず、ただJRが良いとも言い切れない。自動車産業に従事している保護者の方もいるでしょう。地域の課題を巻き込むことで、日本の良さや課題をより身近により真剣に学んでいくことができると思います。このような答えのない問題解決の力を単元を通して学ばせたいです。

③他教科等との連携

総合を中心に、他教科にも広がりが作れます。
単元の最後には、自動車産業だけではなく、JRについても考えを巡らせるはずです。衰退する今の姿のままで良いのか、何かしたいと声をあげるかもしれません。

例えば、「JRにもっと乗客を増やしたい!」というテーマをもつとしたら、「車内販売をしてみよう」となるかもしれません。車内販売するには販売して乗客に楽しんでもらうものが良いはずです。その販売するものを家庭科で試作し、実際に商品化をしてみる。他には、「駅構内をもっと魅力的な場所にしたい!」となれば、図工の単元を使ってデザインを考えてみる。外国語の授業で外国人でも分かるPR動画やポスターを作る。などなどたくさんアイデアが出てきそうです。
実際に当事者となって、地域のために貢献する活動を経験することができるのではないでしょうか。

このように他教科等と連携することで、地域について繰り返し関わることができ、より深い学び、主体的な学びに繋がっていき、地域を好きな子どもたちに育っていくと信じています。

担任だったらやりたいなあ笑

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集