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一週間のふりかえり(トイレットペーパーがなーい)

・今年初のおでんを作った。
お決まりの具材を入れて、はんぺんを最後に投入するのを忘れたけど大根とこんにゃくと卵さえあればあとは何とでもなると思っていた。あと、さつま揚げとちくわぶも。餅巾着も。
「卵がないよ?」
一人一個しか食べてはならない、我が家のルールに乗っ取って私はいれたはずだ。
無いわけがない。
本当に一個足りなかった。
言い訳は用意できていなかった。
何故なら私まで絶望したからだ。
卵が一番好きな私と卵が一番好きな家族。
その狭間で私の心は揺れ動き最後は絶望に変化した。
今からゆで卵を投入しても味が染みていないし美味しくない。
明日には染みたとしても、いま食べたい。
その狭間で激昂した私はコンビニに走り、おでんの卵一個を買いにいこうとしたんだ。
外は寒くて、玄関から一歩出たところで迷う。
卵を食べなくてどうなる?
別に死にはしないし、私が我慢すればいいんじゃない?
ソロリソロリとキッチンに戻り膝から崩れ落ちた。誰も見ていないキッチンの端で、私は号泣……というほどではなく。
「うりゃー!卵はおまいらのもんじゃ!ワシはいらぬ。我慢する。別に、別に……卵くらい」
正直かなりのダメージをくらった。
見せなかった。
自分をほめたい。餅巾着は大好きなんだけれど一度喉につまりそうになったトラウマがあるので怖かった。
でも大好き!
本当は「チックショー」

・職場のミーティング。先輩から「ちょろすさん、ちょっといいですか?」と持ちかけられ、
まだ何も言われてないのに
「す、すみません!なんでょう?なんかありました?」と矢継ぎ早に質問してしまった。
完全に怒られる姿勢で前のめりで、私は反省していますから、話して下さいと自己防衛に走る。
早合点。ただ聞かれただけ。
とにかく自信がない。私が出来ていないからと思い込む。
風邪を引く前みたいな症状も出ていて、マイナス思考に拍車がかかり仕事出来ない人間にも拍車がかかり自意識過剰プラス自己嫌悪大爆発に拍車がかかり、ミーティング後のコーラスの練習を休む。
「あーあー🎵」声がかすれている。間違いない、風邪気味だ。

休んで良かったんだという理由を必死で探して、見つけて安堵する。

うまくいかない、なにやってんだ?
ミーティングからの帰り道。
いま一番の趣味。コーラスが遠退いた気がした。
風邪気味って発したから風邪気味になったんだ。
風邪気味は気のせいにしたら、きっと行けたのに。
考え出したら、叫び散らかしたくなった。
でも、やめた。おとなしく帰ってお風呂にはいる。湯船で独り言。
「私は何をしたいんだろう?」

・娘に聞かれた。

「今日何曜日?」って。
ちょろ「水曜日」
「違うよ。火曜日だよ」

ちょろ「そうなの?木曜日?」
一体何曜日?カレンダーをみようや!


・お米を買った。四キロ?五キロでなく?四キロになっている!
値段は高いまま五キロの時と変わらない。
「ざけんなよ!」と
ヤンキーも使わないような言葉を発しカートに入れた。

・愛鳥を鳥の病院に連れていきたいけれど月曜日しかやっていない事を知る。
月曜日休診日ではなく、月曜日のみ診療日。
そんなことあるか?
獣医ってそんなに不足してるんだ。
娘に「獣医になって鳥たちを救ってくれない?」と投げてみた。
「無理。」
そうだよね。なんとしてでも予約をとるか。

・平日、息子と家で二人きりの朝。
トイレから
「トイレットペーパーがなーい」
という息子の叫び声。
私はぶちギレそう。息子の前にトイレに入った誰かは誰?
ストックを何故セットしてないんだ?
次に入る人がこまるだろう?

私は少しだけ無視してみようかと思った。

そしたら息子はおしりを突き出しながらトイレの目の前の和室の引き戸まで行きトイレットペーパーを取りに行くはずだ。
行っていた😅

誰もが一度は経験しているあれだ!(そんなことない?)

もういい大人だし一人暮らしだってするつもりなんだろう?

ママートイレットペーパーがなーい

じゃねぇ。
ママーとは言わないけど。

なんでみんな、
「トイレットペーパーがなーい」
っていうんだろう?

トイレットペーパーをくださーい
トイレットペーパーがありませーん
ではない。

うちの場合だけ?

もう成人した近い将来一人暮らしの予定のある息子。
トイレットペーパー問題は解決してから出ていくのか。
一人になってからもおしりを尽きだして、
在処までゆくのか知らないが、
そこはきちんとしてほしい。
知らんけど。

・推しの舞台観劇に母と行くことになった。母との待ち合わせは、先に母が乗ってくる急行電車の一番前に私が乗り込んでいくという約束をした。

時間を10分間違えてたしまった。32分に乗るのに42分だと思い
母を乗せた電車に気がつかなかった。
ふとみた一番前の車両からぬぼーっと母がこちらをみていた。
微妙だにせず手を振ることもなく。

えーーえええ?おかあさん!
プシューだ。
まるでスローモーション。
中森明菜
私は、慌てふためきラインをする。
「ごめん!時間間違えていた。そのまんま終点までいっちゃって!」

「大したことないわよ。着いたら駅で待ってます」、電車慣れしている人で良かった。
準急に乗り隣の席の幼稚園児くらいの女の子が座っていた。隣のママにいつ降りるの?次で降りるの?と、何回も聞いていた。

あと四つ。あと、三つ。その子の足が私にぶつかりそうで、目が会うたびにママサンに
「😣💦⤵️すみません。」とお辞儀をされる。
好奇心旺盛で外を見たり駅名を口に出してみたり可愛いじゃないか。
子供の頃、母と妹と手を繋ぎラッシュの電車に乗り祖母の家に良くいった。
多摩ニュータウンの団地に暮らす祖父母。
私と妹は電車では母のとなり奪い合いで大変。私がいつも、負けた。
懐かしい時間は嘘のようなスピードで進んでいくから、すぐ過去になって、
大人になってしまうから。
いっぱいハグをしたり楽しい話をしたり、あなたが大好きとか会いたいとかいうべきなんだよ。
悩むなら会う。
後悔しないために。
推しのミュージカルは最高でした✨
言葉にすると薄っぺらくなるからしません。
(書く能力がないだけやろ!
バレたか)

そんな一週間でした

それでは

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