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なんともいえない気持ちを考察
僕はオシャレさんではない。
これは誰がなんと言おうと覆らない事実。
オシャレについてなんにもわからない。
ここでいうオシャレは衣服限定ね。
髪型とかメガネとかそのへんはまた別のお話。
さて オシャレって難しい。
人それぞれの感性があり 似合う似合わないもある。
正解はない。
だから迷う。
そして面倒くさくなる。
必要最低限でいいか。
ってな感じで全身ユニクロマンが誕生する。
そう僕は全身ユニクロマンなのだ。
インナー パンツ 靴下 ジャンバーまでユニクロに支配されている。
かなり上位種のユニクロマンだ。
いつもありがとうユニクロさん。
あなたのおかげで僕は お外を歩けます。
ユニクロじゃないのは靴とカバンとネックウォーマーだけ。
全身ユニクロマンで梅田(大阪の都会部分)にもお出掛けできる。
いや、ユニクロマン以外に選択肢がないから 梅田にもユニクロマンでいくしかないと言ったほうが正しい。
そんなユニクロマンが唯一お出掛けするのが躊躇われる場所がある。
ユニクロである。
そう ユニクロマンの聖地ともいえるユニクロには全身ユニクロマンで行くのはすごーく恥ずかしいのだ。
不思議。
僕はこのなんともいえない感情について考察することにした。
木を隠すなら森へ という言葉があるようにユニクロマンを隠すにはユニクロへ という理論が成り立ちそうなもんだがそんなことはなかった。
それはなぜか。
普段はユニクロマンを意識していないから。
これが答えだ。
オシャレさんではない僕は楽チンな全身ユニクロマンに対して何の意識も向けていない。
「あー今日も全身ユニクロかぁ」と嘆くことがないのだ。
全身ユニクロは僕の日常であり僕のファッションなのだから。
The自然体。
だから実に堂々としているし 他人の目は全然気にならない。
それに全身ユニクロマンだと気が付いていない人の方が多いだろう。
しかし、しかしだ。
ユニクロは違う。
ユニクロには別の意味でのユニクロマン(ウーマン)が沢山いる。
ユニクロの知識が豊富でユニクロの服をいっぱつで見破る目をもっている。
僕が全身ユニクロなのを見るやいなや「やべぇヤツ来た。」と従業員には何かしらの隠語で伝達されていることだろう。
従業員A「ぷー。見ろよあの客どんなけユニクロ好きなんだよ」
従業員B「あーカモが来たね。新商品色々売りつけようぜ」
従業員C「目立つな〜グローバルワークとかいけよ」
従業員D「あれが彼氏なら速攻別れる」
従業員E「しかもあれずいぶん前の服じゃね?」
こんな感じでフルボッコにされているに違いないのだ。
だから僕はユニクロに行くのを躊躇ってしまう。
コワい。
え?
ウダウダいうならネットで買えって?
いや 服をネットで買うってオシャレ上級者だからね?
ユニクロマンは実際に手に取らないとわからないのよ。
オシャレじゃない分 ひとつの服を長く着る。
だから着心地というのは重要なのだ。
ネットで着心地が確認できる未来が来るまで 僕は店頭に現れるだろう。
なら しまむらに行けって?
なんだかなぁ それは負けた気分になるんだよなぁ。
全身ユニクロマンでしまむらにいったら「おのれ道場破りか!?」って一騒動ありそうだしなぁ。
ほんとオシャレってのはままならないね。
ユニクロがいいのにユニクロには行きずらい。
この儚い気持ちを端的に言い表す言葉を僕は知らない。
この複雑な気持ち。
誰かわかってくれるかな。
noteにもユニクロマンいるかな。
敵対勢力「しまむらマン」もいるかもしれない。
同じ悩みを抱えているのかな。
でも僕はnoteオフ会が開催されてもユニクロマンでいく。
誇り高きユニクロマンなのだから。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「オシャレ上級者にオレはなるッ! inワークマン」
の巻き。