糖質制限をやめるひとたち
糖質制限をしていると、周囲からどうやってやるの?とよく聞かれる。
痩せた姿を見て驚き尋ねる。
その半分ぐらいは糖質制限という言葉を聞くと「ストイックですね」と言う。
漠然とした、しんどいイメージが付きまとう糖質制限。
やってみるとストイックとは違うと気がつくはず。
糖質制限を続ける極意は食事に対するパラダイムシフトを起こすことにある。
今まで当たり前と思っていた主食ありきの食事(パラダイム)を、糖質制限を可能な限り減らし、脂質、タンパク質に変更(シフト)する。
たったこれだけ。
空腹感はないし、しんどくもなんともない。
決してストイックではない。
ストイックとは筋トレなど頑張った上に、栄養素やカロリーを計算してコントロールするような人を指す。
糖質制限はカロリー計算をしない。
糖質が体重増加の諸悪の根源であり、糖質以外では太る道理はない。という理念をもっている。
この理念があるからこそ、糖質を避けるし、タンパク質、脂質をおいしくいただけるのだ。
しかし、糖質制限にあまり興味のない人にこんなこと言うと、確実に引かれる。
宗教みたい。
だからちょっと聞きかじった人は、やってみてもすぐにやめてしまう。
そして糖質制限なんて意味ないと思い込んでしまう。
もったいないが、生まれた時から主食と副食をバランスよく食べなさいと言われて育ってきたのに、それを覆せ!とは強く言えない。
それが長い目で見れば健康を損なうとわかっていても、強く言えないのだ。
今現在は糖質制限は間違っていないと思っているが、こういったものは先の発見で180度内容が覆ることもあるのだ。
糖質制限も数年後には、健康リスクが高いと発表されるかもしれない。
そういう背景もあり、強く進めることが出来ない。
興味をもって、自分で調べて納得して始めてもらうしかないのだ。
糖質制限トモダチは全く増えない。
さみしい。
アンチ糖質制限な方もいる。
それに全員が糖質制限すると、僕も困る。
肉の争奪戦が始まる。
弱いものは穀物しか食べられない世の中になるのは辛い。
だから細々と糖質制限を継続していく。
そして、新たな発見があり、より健康になれるものがあれば、それにパラダイムシフトしていこうと思う。
柔軟な思考を忘れずに。
絶対に自分のしていることが正しいと思わないこと。
それを肝に命じて、今日も鶏むね肉をむさぼり食う。
ニワトリさんいつもありがとう。
ではまた。
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