ゆでたまごが上手に作れるとうれしい
糖質制限ダイエットの強い味方のタマゴさん。
携帯にも便利で、食べた感も強いゆで卵が最強。
家で食べるときにはマヨネーズたっぷりで食べるのが至福のとき。
マヨネーズも糖質制限の強い味方だ。油とタマゴだから。
残業しないといけないときや、夜勤のおやつにも最適だ。
上手い、満足感もある、栄養バランスも良い、こんな食品は他にはない。
そんなゆで卵さん作るのは地味に難しい。
作るのは簡単だ。ゆでるだけだから。
毎回、同じように美しく作ることが難しいのだ。
ゆでが甘かったり、黄身が偏っていたり、殻をむくときに白身がはがれてしまったり、鍋に投入するときに割れて白いもやで鍋がいっぱいになったり。
数々の失敗を繰り返している。
基本は小鍋で作るが、たまに小鍋が使用中で、フライパンで作るときもあるが、これまた難しい。
フライパンは浅い為、タマゴさんは半身浴状態。
このまま放置すると確実に黄身が偏る。
だからはじめの数分はコロコロと転がしてやるといい。
でもめんどくさい。
手がが掛らないのもゆで卵の利点だ。
だらかなるべく簡潔に、かつ上手に、それでいて美しく作りたい。
小鍋で作る。
これが第1の条件だ。
タマゴの全身がどっぷりと浸かるぐらい湯をはる。
ゆで卵初心者は水からタマゴを入れるのか、湯が沸いてからタマゴを入れるのか迷うだろう。
どっちでも結果的にはゆで卵にはなるが、毎回同じような状態で作りたいなら湯が沸いてから入れるのが得策だろう。
ここで第2の条件、タマゴの数だ。
これが重要なので、よく聞いて欲しい。
湯が沸いたところにタマゴを投入するわけだが、冷蔵庫から出したばかりの冷たいタマゴを湯に投入すると当然湯の温度が少し探る。
タマゴの量に比例して温度も下がり、出来上がりに差が出る。
この微妙な温度変化を制するものがゆで卵を制るのだ。
鍋に入れる前にタマゴを冷蔵庫から出しておいて、常温に戻すという裏技もあるが、手間がかかるし、どれぐらいの温度が適切かわからないのが痛い。
同じ条件で揃えるなら、湯の温度を下げるリスクはあるが、均一に冷やされた状態で投入する方が管理が容易い。
ゆでるタマゴの数は毎回同じにすることが良いだろう。
第3の条件は鍋への入れ方だ。
タマゴと湯の温度差がすごいことや、どっぷり浸かるぐらい湯がはってるので高低差がありなべ底に激突して、殻が割れてしまうことが多い。
これは品質に大きく影響するので、なるべく割れないようにしたい。
これは手間ではあるが、スプーンに乗せて少しずつ湯に投下していくのが良い。
この手間は惜しむことなかれ。
このひと手間が、きれいなゆで卵を食べる為には必須だ。
第4の条件はゆでる時間だ。
ここが一番悩ましいところだろう。
何度も試行錯誤する必要がある。
なぜなら好きなゆで卵の状態が人それぞれだからだ。
半熟が好きなら7分~8分程度か。
かためなら10分もすればカチカチだ。
この時間条件を均一に保つ為に必要なのが条件1~3だ。
同じ状態で作ることができなければ、いくら時間を正確に測っても意味がないのだ。
さぁあとはむくだけだ。
時間が来たら大胆に、ざるの上にタマゴたちをザバーっと入れる。
タマゴ中央をぐるり一周ヒビを入れる。
蛇口をひねり、水を掛けながら中央のヒビからむいていく。
ここで、上下にちゅるんとむけた時の感動といったらもう筆舌しがたいとはこのことだ。
条件をきちんと守っていないとこうはいかない。
白身が割れたり、黄身がうっすらと見えていたり、半熟すぎて黄身が流れてしまったり大変な目にあうだろう。
さぁダイエッターたちよ。
上手にゆで卵を作ってモチベーションを上げるのだ。
美しく、おいしく、栄養を取り、きれいに痩せましょう。
健闘を祈る。
ではまた。
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