頭脳労働の果てを目指して おじいちゃんの知恵袋に俺はなる!
肉体労働と頭脳労働はどちらが良いか。
最近、頭脳労働のほうが性に合ってるんじゃなかろうかと思い始めている。
若い時は肉体労働のほうが気楽で良かった。
でも歳を重ねるにつれて、肉体労働をしつつも頭脳労働もすることになってくる。
責任が重くなってくるのだ。
いつまでもペーペーではいられない。ペーペーはなんでペーペーというのかは知らない。
そうすると考えることが増える。
先々のことを考えつつ(頭脳労働)体を動かす(肉体労働)ことになる。
これはしんどい。
肉体も頭脳も疲弊する。
どっちかひとつって約束だろ?
だから頭脳労働だけの方が良いかもという安直な考えだ。
しっかし、一日デスクワークというのは案外疲れる。
座りっぱなしがいけないのか、頭脳を使っていることがいけないのか、肉体労働よりはるかに疲労が溜まる。
思ってたんと違う!
頭脳労働はもっと爽やかなものだろう?
でもたぶんこれは慣れの問題だ。
僕が普段から頭脳を使ってこなかったからいけないのだ。
しかしここ一年の間、デスクワークが増えた。
PCに向かってカタカタカチカチと仕事をする。
頭脳を使う以前にPCスキルが低いので、まずはそこから勉強。
この勉強はなかなか有意義だった。
もし転職してもこのスキルは腐ることはないだろう。
そして時は立ち、そこそこPCが使えるようになり、新たなことにもチャレンジしようかなという余裕も出てきた。
職場の業務効率化(DX)を図りたい。
無意識にあれこれ考えている。
いつのまにか頭脳労働している。
でも疲れない。
楽しさすら感じる。
今までにない感覚だ。
肉体労働はとりあえず指示があればすぐに出来る。
でも頭脳労働は準備期間が必要だ。
ボクのようなバカでもできるが、知識もスキルも必要だ。
だからやはり年配者の方が頭脳労働には向いている。
そして若者は肉体労働に向いている。
これは自然の摂理。
どちらも必要。
古の昔からそうやってきたに違いない。
どちからが偉いとかでもない。
僕はその変換期にさしかかっているようだ。
知識を積み、スキルを増やす。
頭脳労働の楽しさに気が付くと仕事も楽になる。
仕事が楽になると私生活にも余裕がでる。
なんて優しい世界。
まぁ世の中そんなにはうまくいかないが、そういう可能性を感じられただけでもありがたい。
年の功というのはこういうことなんだろう。
若い時にこれを知識として知っていても、納得せず反発していたかもしれない。
今だからこそ気が付いた。
そして今気が付いたことをラッキーだと思おう。
じじぃになってから気がついても遅いのだ。
運も実力のうち。
でもたまには肉体労働もしないと肉体が弱体化しそう。
隙をみて筋トレしつつ頭脳労働に励もう。
額に汗を流して頭脳労働に勤しむ姿はすこし滑稽かもしれないが。
まぁひとからどう見られるかも年の功であまり気にならなくなってきている。
え?
老化?
違うよ?年の功だよ?
おばあちゃんの知恵袋だよ。
あれって男が早く死ぬから「おばあちゃんの」っていうのかな?
それとも男はみんなバカだということなのか。
将来、おじいちゃんの知恵袋と言われるように今から頭脳労働に力を入れていこう。
ではまた。
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