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ゲッターロボの話をさせて

今回はゲッターロボの話を
皆さん、ゲッターロボ観たことはありますか?
ゲッターロボシリーズはスーパーロボット大戦でお馴染みとは思いますが、とっても面白い。
僕はアニメシリーズより漫画版のゲッターロボシリーズが超絶大好きなんですが何が良いかと言うと超バイオレンス。

アニメシリーズでは努力、根性、友情の少年漫画三原則に則った形ですが、漫画は、グロ、狂気、根性って感じ。


ゲッターシリーズの核となるテーマは何か。

このシリーズの核となるテーマは進化。
ゲッター線と言う進化の粒子に愛された生命体は人類ただ1つ。
ゲッター線の加護を受けれなかった生命体は滅びるしかない。
恐竜帝国を始め劇中数多くの生命体は、滅んでいく。
普通ならこの滅びる運命に立ち向う者達にスポットを当ててもよいはずなのにそれをせず、生命の進化と言うものは弱い生命を薙ぎ払う弱肉強食の世界なんだと言う事をビシビシ感じるのです。

作者のワイフワーク的作品。

作者は石川賢。
永井豪作品じゃありません、彼のアシスタントでその後右腕的ポジションの彼。
彼の絵は、全作において荒々しくも魂が乗っていて迫力満点。
魂がのった画風なので、多分筆が乗らないと話が全く続かないのか、未完作品は多くゲッターシリーズもその1つ。
彼の遺作となるのです。
未完なら読まないなんて思う方は、ちょっと話を聞いてほしい。

未完でも一応話は終わってる。

確かにシリーズは未完ですが、そんな事を言えば、ガンダムの宇宙世紀シリーズも未完でしょ?要するにサーガとしては未完であるが、作品事に話は完結しているんです。
最後のゲッターロボアークはガメラ3エンドと思えば良いんです。

ロボット版デビルマン

師匠が永井豪だからか、なんと言うか根本がデビルマンなんですよ。
物語がキャラクターの力で動いているあの感じ、言葉では説明出来ないあの破壊力はデビルマンと同じ匂いを感じる。

その後のロボット作品に多大な影響。

ゲッターロボはその後のロボットアニメに多大な影響をあたえていて、一部紹介。

天元突破グレンラガン
本作はロボットのあの荒唐無稽さも影響されているでしょうが、主人公達のグルグルな目。 アレはもう、石川賢先生の影響モロ受けてますよね!

トップをねらえ!
本作もロボットは見た目ゲッターだし、あのガンバスターは武装もゲッターのオマージュだったり、ガイナ立ちは元はゲッタードラゴンのあるシーンが元ネタだったりと、このnoteを読んでるボンクラ同士にはGAINAXや、ロボットアニメにはゲッターの血が入っていると知ってほしい。
てか実写どうなった。

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