神経発達症やHSPの方にもオススメのヨガ
先日数週間ぶりにヨガに行ってきました。
最近は忙しくて中々行けていなかったのですが、
『やっぱりヨガ🧘はイイ』
改めてそう思わされました。ヨガについては過去の記事にも何度か書かせていただきましたが、今回はまた違った気づきがあったのでご紹介しようと思います。
某大手ホットヨガのスタジオ、部屋は薄暗く、会話も禁止、久しぶりに入ると外界の喧騒から離れた異空間のよう。スマホをロッカーに置いてあるのも大きい。SNSや仕事・家庭のことを一切気にせず(家で子供を見ていてくれている妻に感謝!)、1時間ひたすら自分自身の心と身体と会話する、そんな時間を過ごせました。
ヒーリング系の音楽をBGMにインストラクターの声だけが響きます。インストラクターのポーズと、時には声の指示だけで自分の身体を動かしてヨガのポーズをとっていくので、否が応でも集中しなければなりません。
前方に壁全面の鏡があるので自分がとったポーズの確認ができます(少し恥ずかしい)。イメージと実際のポーズとのズレをその場で確認できるのです。
1時間室温の高い部屋でヨガをやると、かなりの量の汗をかいてスッキリするし、終わった後は心地よい疲れと筋肉の緊張も取れ、体のバランスも整えられます。
今回久しぶりに行って思ったのは、神経発達症(ASD、ADHD、DCD)やHSPの方にこそヨガをオススメしたいということです。
ASDやHSPの方々の代表的な症状には感覚過敏がありますが、日常の喧騒から離れた空間は、視覚的にも聴覚的にも様々な情報を遮断して心身を休めることができます(裏を返せば普段の生活は情報量が多すぎて、特にASDやHSPの方たちは疲弊しやすいと言えます)。
神経発達症の一つである、DCD(発達性協調運動障害)の方にもヨガは向いていると思います。ASDやADHDとも併存しやすいこのDCD、前者が感覚神経の問題とすると、後者は運動神経の問題で、やはり自分のポーズを鏡で確認することで、自分のイメージしている感覚と、実際の姿勢や身体の動きを確認することができます。
また鷲(わし)のポーズと呼ばれる、少し気が緩むとぐらついてしまうポーズがあるのですが、集中力を鍛えるポーズとも言われており、これもやはりADHDの方など気が散りやすい方には良いかもしれません。
他にも過去の記事でもご紹介した呼吸や瞑想など、とにかくいいこと尽くめのヨガ。今はオンラインで安価に、自宅で気軽にできたりもします。忙しく情報過多な現代社会の中で、たまにはすべてを手放して自身の心と身体ととことん向き合う時間を作ってみるのも良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。