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■大谷翔平の結婚報道

大谷翔平の結婚報道が流れた、2024年2月29日木曜日午後のこと。Yahoo!ニュースからのメールを見て腰が抜けるほどびっくりして、つい勤務中にもかかわらず、看護師と医事課職員に言ってしましました。
「大谷翔平結婚したってさ」
「えっ誰と?」
「誰と? あっそこまで見ていなかった」
誰とかなんて見落とすほど、びっくりしていたのでした。私の大好きなTV番組のザワつく!金曜日は、ちょうど収録日が2月29日だったみたいで、番組に大谷翔平の会見が挿入されていました。
(誰なんだろうお相手の日本人女性は?)
うちの奥さんとは、大谷翔平は芦田愛菜ちゃんと結婚するといいねなどと勝手な妄想をしていたこともあります。それほど私の周りでは、大谷翔平の話をするのが日常的でした。だからこそ、突然のニュースに年甲斐もなくはしゃいでしまいました。

さて、話は戻って……総務省の調査では、15歳以上人口の配偶関係をみると,有配偶率は男性が60.8%,女性が57.0%,未婚率は男性が31.4%,女性が23.2%となっているます。つまり、男性は3人に1人、女性は4人に1人が結婚をしていないということです。

私は1人じゃとても生きていけないと自覚していたので、結婚するしかなったのですが、飲み会などで、「結婚してよかったですか?」と聞かれると、「う。うーん」と口ごもってしまいます。そのため、「夫婦仲悪いんですか?」と聞かれてしまいがちなのですが、そうではありません。

■結婚というのはその人にとって重大なもの

結婚は人生の分岐点です。あの場面で結婚を選んでいなければ、私は今とは全く違う人生を歩んでいたでしょう。そう考えると、「結婚してよかったですか?」の質問に簡単には答えられないのです。
医師としてキャリアを大事に脇目も振らず、医師としての成功だけを願う人生もあります。それも一つの選択肢。それが悪いということはありませんし、そうじゃない人生を選ぶことも悪いことではありません。だから若手医師からの「結婚してよかったですか?」に対して、軽く結婚はいいよーと答えられない私がいます。

でも、医師の仕事も、プライベートも成功したいと思っていたから今があるのでしょう。結婚をせず、専門医をとるまでは死にものぐるいで仕事を頑張って、そこからプライベート頑張りますなんてことは、きっと一人では出来なかったでしょう。

野球一筋で野球場と家の往復だけ。1日16時間のトレーニングだけの毎日。外食にも行かないから街のこともよく知らない。大谷翔平のそんな噂やらネット情報を信じていた私にとって、衝撃的な結婚発表。将来的にお子さんは?とリポーターに聞かれ、「自分のこと以外は口に出してしまうと叶わなくなってしまうから言いたくない」と多くは明かさない大谷選手は、自分なりの意見があって素敵だなと思いました。

■何度でも楽しみたい青春

思い悩みいろんな選択をしながらの50歳です。若い先生と話をして、無理に迎合してもいいことはありません。大谷選手の話もそうですが、彼の話を聞くと、まだまだ未来があって、自分と重ね合わせてわくわくしますし、羨ましいという気持ちもあります。

結婚する、子どもを持つ。
大変な責任感を持つことになるよ。
だから若いうちに結婚して、子どもを持つ人生はいいよ、と私の師である教授に教わりました。

あんなことで悩み、悲しみ、喜び、怒っていたこともありました。しかし今から考えれば、終わってみればなんて事はありません。

まさに青春ごっこ。
やり直したい出来事ばっかりです。

でも、とっても楽しい青春でした。青春は負けない。やり直せるなら、またやりたいね。青春。

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