
早生まれvs年内の歴代日本代表ベストイレブン!
はじめに
一般的にプロのアスリートは4~5月生まれが多く、早生まれが少ないと言われます。
しかし、サッカー選手は年代別の世界大会(U-20ワールドカップなど)のように、部活の4~翌年3月ではなく、1~12月の括りで選手の出られる年が決まるので、早生まれの選手が学年では年下の選手と出られたりします。そのため「早生まれセレクション」といった強化制度も若手にはあり、内田篤人さんがその1期生です。
それに、日本を代表する選手を浮かべると、意外と早生まれが多い。香川真司選手、遠藤保仁さん、中田英寿さんなど。
そこで、早生まれ(1~3月生まれ)の歴代日本代表と年内生まれ(4~12月)の歴代日本代表、どっちが強いかチェックすることにしました。それではどうぞ!
4-3-3で勝負!
早生まれ(1~3月)歴代日本代表ベストイレブン4-3-3
カズーーーーーー古橋ーーーーーー純也
ーーーーーー今野ーーーー中田ーーーーーー
ーーーーーーーーー長谷部ーーーーーーーーー
奥寺ーーー松田ーー板倉ーーー内田
ーーーーーーーーーー川島ーーーーーーーーーー
早生まれ、強くないですか?カズ、中田ヒデ、松田直樹、長谷部誠、内田篤人とスター性のある選手がそろっている。日本人初プロのレジェンド・奥寺康彦さんも早生まれなんですよね。
4-5-1のフォーメーションでは遠藤保仁と香川真司、遠藤航も紹介しますがこの3人も早生まれ。つまり、日本サッカーの現役スターやレジェンドは早生まれが多いということ。12か月のうちのたった3か月の中にこのメンツはエグイ。現代表の板倉滉や伊東純也のみならず、元日本代表の川島永嗣、今野泰幸もいる。
ちゃんと強そうなチームなのも◎です。川島は安定の守護神。松田と板倉は対人のみならず足元も良き。奥寺と内田ならサイドの司令塔になれる。中盤は長谷部がバランスを取り、今野がボール奪取、ヒデも万能でパスは一級品。カズは最適解の左ウイングで躍動。古橋、伊東はヒデのパスに抜け出す。このチーム、強そう。
年内(1~12月)生まれ歴代日本代表ベストイレブン4-3-3
三笘ーーーーーー釜本ーーーーーー建英
ーーーーーー福西ーーーー満男ーーーーーー
ーーーーーーーーーー守田ーーーーーーーーーー
長友ーーー冨安ーー麻也ーーー宏樹
ーーーーーーーーーー彩艶ーーーーーーーーーー
年内生まれは、やはりというかガタイのいい選手が多いかな?あとは、比較的最近の選手が多い……いや、釜本邦茂いるし、福西崇史や小笠原満男もトルシエの頃からの選手か。時が経つのは早い(遠い目)。
鈴木彩艶が体格を生かして守り足元でビルドアップ。冨安と吉田もでっかくて巧い。長友、酒井宏樹もフィジカルが鬼です。守田英正と福西、小笠原は「巧くて強い」選手の筆頭。スリーセンターの中盤なら彼らはハマるはず。フリーキックは小笠原に蹴ってもらおう。
三苫薫、久保建英は最新にして史上最強の日本産ウイング。アジリティもスピードも、フィジカルもあります。釜本はゴール場面のハイライトとメキシコ五輪の3位決定戦メキシコ戦をフルで観て、ハンパないと思いました。ゴリッゴリの身体能力と強烈なシュート。意外と守備もする。南アフリカ大会で1トップを張った本田のいた日本代表のようなチームにしたいです。
どっちが強いか?うーん、引き分けかな。
4-5-1で勝負!
次は、4-5-1で比較!4-3-3で紹介しきれなかった選手と少し入れ替えます。
早生まれ歴代日本代表ベストイレブン4-5-1
ーーーーーーーーーー南野ーーーーーーーーーー
カズーーーーーー香川ーーーーーー純也
ーーーーーー保仁ーーーー遠航ーーーーーー
奥寺ーーー松田ーー板倉ーーー内田
ーーーーーーーーーー川島ーーーーーーーーーー
4-3-3とは、少し選手を入れ替えました。ボランチは遠藤&遠藤。パスとリズムを作るのが上手い遠藤保仁と、守備とデュエルで大活躍の遠藤航は補完性がバッチリですね。今はどちらの能力も必要と言われますが、この対照的なエンドーコンビは見たいという声が多数なので配置。
トップ下としてならば、香川真司は中田英寿を差し置いて、歴代でも最高の存在。南野拓実を偽9番(ゼロトップ)の1トップに置きました。何か、華のある選手多くない?だって4~翌年3月の12か月のうち、3か月ですよ?
1~12月生れ歴代日本代表ベストイレブン4-5-1
ーーーーーーーーーー大迫ーーーーーーーーーー
三笘ーーーーーー本田ーーーーーー建英
ーーーーーー山蛍ーーーー柴崎ーーーーーー
長友ーーー冨安ーー麻也ーーー宏樹
ーーーーーーーーーー彩艶ーーーーーーーーーー
こちらは年内組。当然、このチームもそうそうたるメンツ。三苫薫、本田圭佑、久保建英の二列目はワクワクします。山口蛍と柴崎岳のダブルボランチも魅力的。二人とも技術があって走れて守備しますね。やや守備寄りの山口と、司令塔型の柴崎。2018年ロシアワールドカップのポーランド戦で組んでます。本田とのトライアングル、もっとたくさん見たかったなあ。
大迫勇也は総合的なセンターフォワードとしては断トツで唯一無二の日本歴代最高、GOATだと思います。本田、三苫、久保といい、大幹の強い選手が多い?いや、早生まれも同じか。ただ、イメージ的に体格をカバーするIQ型が早生まれ、ハンパなくボールキープする大迫たち年内生まれのイメージはあります。
判定は……引き分け!いや、だってどっちも強いから!比べられないっすよ。
おわりに
どうでしたか?結果、引き分けとしましたが、早生まれ組はフィジカルに関係なく、プラスα、身体の当て方がうまい気がする。そして、年内生まれはガタイそのものが良い気がする……なんて書きましたが、早生まれにも体格そのものが優れている選手はたくさんいます。
いずれにせよ、早生まれがこんなに強いチームだとは!ヨーロッパは1~12月区分だと思うけれど冬生まれの選手は不利とかあるのかしらん?今度、世界全体も見てみたいですね。
今回は意外?な早生まれパワーと年内生まれのベストイレブンという新鮮な縛りでチームを組みました。現日本代表・森保ジャパンメンバーが主力だということが嬉しい!今が輝いている日本サッカーの更なる発展と新たな早生まれスター誕生を願って!それでは!