"The first 1,000 days"の3つの要素②
赤ちゃんがお腹の中にいるときから生後2歳までのおよそ1,000日間。
その期間が赤ちゃんの将来に大きな影響を与えています。
"三つ子の魂百まで"は確かにその通りで、この時期じゃないと形成できない身体的発達や精神的な成長があります。
子育てが少しでも楽しくなれるように。
赤ちゃんの将来に希望が持てるように。
この記事を読んでいただいたあなたの手助けになるといいなって思います。
"The First 1,000 Days"の要素②赤ちゃんの脳の発達
赤ちゃんの脳は3歳くらいまでに成人の80%ほど発達します。
お腹にいる初期段階で脳は形成されていくので、妊娠期に摂る栄養は大切です。
赤ちゃんを作り上げている細胞は、ママが口から摂った栄養素でできているからです。
妊娠期に摂ってほしい栄養素はこちらを参考にしてみてください。
赤ちゃんが産まれてからは、脳は刺激によって発達が進みます。
刺激とは、外部から入力される感覚という意味です。
視覚
聴覚
味覚
嗅覚
触覚
は五感と呼ばれています。
赤ちゃんに大切な刺激はこれら全てです。
脳の発達には刺激の「種類」と「量」が多ければ多いほど望ましいと言われています。
赤ちゃんにたくさんの種類と量の刺激入れてますか?
なので、赤ちゃんに刺激をたくさん入れてあげてください。
向き癖がある・反り返りが強い、首座りが遅いなど3ヵ月ころまでに心配事があるとしたら、ほとんどの場合が刺激が足りていないために発達が偏っているのです。
その中でも「触覚」ってすごく大切です。
赤ちゃんは触れられることで自分の身体を認識していきます。
このことをボディーマッピングといいます。
手を触られるから手がここにあると認識します。
足を触られることで足があると認識します。
認識できると意図して動かせるようになっていきます。
全ての身体を触ってあげてください。
じっくり触っても
撫でてあげても
くすぐってあげても
大好きなパパやママから触れられると赤ちゃんは喜びます。
できれば歌いながらリズムに合わせて、ニコニコした笑顔で。
五感をいっぱい刺激しましょう。
新生児は反射で動いている
新生児の脳はまだ未発達で、赤ちゃんは自分の意図したように動けません。
赤ちゃんは光がある方、音がする方に興味を持ち、顔を向けます。
向いた方の腕を伸ばし、向いてない方の脚が伸びます。(非対称性緊張性頸反射)
乳首を吸う(吸啜反射)・手足を広げる(モロー反射)、他にも姿勢反射や把握反射・足底反射・バビンスキー反射など赤ちゃん特有の反射があり、発育・発達の検査にも用いられます。
反射で動いたり、バタバタさせることを繰り返しているうちに、赤ちゃんは自分の身体を理解していきます。
これもボディーマッピングです。
ボディーマッピングのまとめ
光・音などに興味があるから顔を向ける⇒反射を使って手足が動く
触られたり動かされたりすることで身体を認識していく
これがボディーマッピングです。
全てにおいて、赤ちゃんが動くスイッチは「刺激」です。
刺激がないと赤ちゃんは動く理由がありません。
赤ちゃんにはいっぱい刺激を与えてください。
見えるもの・人の顔、聞こえる音・人の声、匂いなどいつも一緒じゃないですか?
いっぱい触って・抱っこしてスキンシップしてますか?
脳の発達が赤ちゃんの将来を決めている
"The First 1,000 Days"では赤ちゃんの時期の脳の発達が、大人になってからの身体要素・精神的要素に影響すると言われています。
あなたは2歳以前の記憶がありますか?
ほとんどの人は記憶にないと思います。
この時期の脳に入った刺激は忘れることも、書き換えることもできません。
あなたの性格・個性としてずっと続くものになります。
なので、愛情いっぱいのいろんな刺激を与えてください。
ネガティブな刺激(虐待・貧困・飢餓など)は避けてください。
赤ちゃんのことで悩むママをなくしたい
柏市大井1834-21 みなもと整体院
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