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母の病気が発覚【家族のケア*親の介護#6】

両親が近居になり、息子も認可保育園に転園でき、私自身の仕事は多少パタパタしつつも、充実していて、ずっと、平和な日々が続くように感じていた2017年。
息子が4歳になった年の秋に、母に病気が見つかりました。

父の病気や、引っ越しなどで1年スキップしてしまっていた人間ドックで肺に影が…と、どこかで聞いたことのあるような診断。

不思議なもので、肺に影があると聞いても、
『何かの間違いかもしれない』と思ってしまっていた当時の私。

精密検査が進む中、今までずっと元気だった母なので大丈夫だろうと、思っていました。
でも、精密検査の結果は肺がんのステージⅠ。
その電話をもらった時は仕事中で、
案外冷静だったことを覚えています。

『ステージⅠでよかった、きっと治る』
と、その時も思ったのです。

たまたま当時の上司がすぐ近くにいるタイミングで、状況を自然に共有できたことはすごくラッキーでした。
上司の奥様のお母様が、癌で闘病されていた経験もあり、お休みが必要ならば相談すること、保険関連など調べられることは進めた方が良いと具体的にアドバイスをもらうことができました。

当時、父はまだかなりしっかりしていたものの、時間や日付を間違えたり、
パーキンソン病の影響で軽い認知症のような症状が見られていました。
薬の影響もあり、幻覚が見えるような時や、ずっと寝込んでしまう日など波のある日々だったので、母の病気のサポートは自然と私が行うことになりました。

癌の診断を受けてからは、パタパタと、手術前に主治医の先生との相談など病院の予定が入ってくるようになりました。

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