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中1息子が、なぜか登校しています

写真は、発達障害の息子のフィジェットトイの一部ですが、飼い猫用のおもちゃも、いい感じで使えるらしくて混ざっています。

夏休みが明けて3日め(というか昨日)から、意外にも息子が意欲的に登校を始めました。まだ2日ですが。

当初の息子のプランでは、夏休み後も休みを継続してしばらくしてから給食の時間に合わせて登校を始めるという事になっていました。

ところが、始業式の翌日に、宿題を提出しにだけ行く事を私が提案したところ(夏休みの宿題などがじゃまで片付けたかったため)、息子が同意しました。

お昼前に学校に行くと、担任の先生が、息子の不安材料だったクラスメイトとの関係や実は終わっていなかった宿題について、心配しなくて大丈夫だと説得して下さっていました。そして、翌日の朝から登校する事を、力強く勧めて下さっていました。息子は俯いて頷いていました。

学校を出たあと、宿題を進めるため近くの図書館に寄りました。息子によると、夏休み初日に数学のワークブックを見て、分からなさに絶望し、放置していたそうです。しかも私には、もう終わっていると嘘をついていました。

それを私の横で取り組ませてみると、なんと、迷いなく問題が解けるようでした。そうなると本人も心が軽くなり、ちょっとがんばって半分ほど終わらせました。

夏休み中に、ゆっくりゆっくり本人のペースで、数学の教科書の内容理解を進めたのがよかったようです。

私以外には『星くず算数・数学教室』の先生も、ずいぶん息子に付き合って下さり助けられました。https://hoshikuzumath.com/category/blog/

学校の先生恐怖症の息子も、この先生には心を開いて授業を受けています。

私としては、最低限のことをクリアしていれば、登校しなくてもいいと思っていますが、自分に負荷がかかっても意欲的に学びや経験を求めている姿はうれしいです。意欲的に何かを学ぶという状態であれば、家でも学校でも良いと思います。

(私の思う最低限とは、息子の場合、朝起きる、3食摂る、太陽の光を浴びて歩く、午前中は少しでも学習する、ゲームは午後少しだけ、という感じです。)

学校恐怖症の息子が、今回スムーズに登校し出したのは、夏休み中も毎朝、一緒に学校近くのカフェまで歩いて行って、本を読んだり教科書を読んだりする習慣をつけていた事が大きいと思います。今も私と一緒に歩いて登校しています。また、社交不安と発達障害の状態を緩和する薬も少しは効いているのだと思います。

登校自体は、またできなくなる可能性は高いですが、ひとまず見守ろうと思います。

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